映画「隣る人」インタビュー特集
「はーもにーぷれいす」は、今回で99回目の放送となります。
いろいろな人たちの話を聞く中で、特に印象深かったものが、ドキュメンタリー映画「隣る人」企画 稲塚由美子さんへのインタビューでした。
映画の舞台は「光の子どもの家」という児童養護施設です。「光の子どもの家」では、さまざまな事情で親と一緒に暮らせない子どもたちが”親代わり”の保育士と生活を共にしています。映画は8年間にわたって「光の子どもの家」の日常を淡々と、愛情深く追ったドキュメンタリー。「隣る人(となるひと)」とは、どんな困難な状況になっても隣に居続ける人のこと。哀しい時には一緒に泣いて、嬉しい時には一緒に笑って、喜怒哀楽を共にし伴走する人のことだそうです。
昨年度、子どもが親などから虐待を受けたとして児童相談所が対応した件数は、全国で19万件を超えて、過去最多を更新したことが厚生労働省のまとめでわかりました。さらに今年は、新型コロナウイルス感染の収束が見えない日々が続くことで、やり場のないストレスを子どもにぶつけてしまうという声も多くあるそうです。こんな時期でからこそ改めて「人と人とのつながり」そして「家族」ってなんだろう・・・と考えさせられることもありました。
はーもにーぷれいすでは
2017年12月21日新宿で行われた「隣る人」の上映会に参加し、稲塚さんにインタビュー。
2018年6月2日(土)〜6月15日(金)東京都・ポレポレ東中野 4年ぶりのリバイバル上映が開催され、稲塚さんとのトークショーに参加。
2018年6月24日には、市川市の全日警ホールで「隣る人」の上映会を開催しました。
稲塚さんは、日常の中にこそ貴重なものが映り込んでいる」とおっしゃっていました。「隣る人」は、あたたかい映画ですが、それだけではなく謎解きの映画でもあるのです。
映像に込められた時間の密度を、観る人それぞれが感じ取り……
それは「幸せ」であったり「愛」であったり、はっきりと言葉にはできないけど。それを感じ取ることで何かを受け取ることができる……。そんな気がします。
改めて、稲塚さんへインタビューした音源を聴いて思いました。
放送は、2020年12月3日18:30~です。
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