大切なものは、何気ない風景や日常生活の中に…

今でも……

時間に追われて生活をしていると、周りが見えなくなり怖くなることがあります。


私は要領の悪い子だったので、集団で何かをするということが苦手でした。ですので、周りの何でもテキパキできる子ばかり褒められているのを見ると劣等感で一杯だったことを思い出します。

社会に出たら、社会の仕組みに合わせるのに精いっぱいでした。

それでも何年かすると、ちょっとずつできることが増え、自信がついたような気になって、ますます頑張るようになりました。

あっという間に一年が過ぎていき……

毎年同じように一年が過ぎていきました。

ある時

生きている感覚が薄くなっていることに気づきました。

幸せってなんだろう。。。

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それは2017年12月の事

はーもにーぷれいすで、ドキュメンタリー映画「隣る人」を紹介しました。


映画は8年間にわたって「光の子どもの家」の日常を淡々と、愛情深く追ったドキュメンタリーです。

2015年に発表された厚生労働省の調査によると、全国の児童相談所に寄せられた児童虐待件数は88,931件。虐待をしていたのは約60%が実母、30%弱が実父。虐待をした理由の60%が泣き止まなかったからだそうです。映画の舞台となった「光の子どもの家」でも、他の児童養護施設と同様にそのような虐待を受けていた子たちを受け入れています。

豊かさを追い求めて、便利な世の中になってきたものの、社会は複雑になり、さまざまな問題も起きてきました。

このような背景があるものの、伝えたいことは

愛しい子どもたち、愛しい人々のこと。移り変わりの激しい世の中で、変わらずに在り続ける大切なこと。

日常生活の幸せな時間は、生きていくうえでとっても必要なことなのだと気づかされました。


大切なものは何気ない風景や日常生活の中にあります。


だからこそ、毎日を大切に過ごしていきたい。


大切なことに気づかされた取材の思い出でした。




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