通院レポート～コロナワクチンについて

昨日年に一度になった定期の通院に行ってきました。
前回担当の医師が学会等で不在でしたので、先生から直接の話を聞けるのは2年ぶりです。

先生は以前診察も担当くださっていた教授と共に上の子の移植から診てくださっていた方なので、教授が退官された今となっては直接お話が伺えるのが非常にありがたいです。

夏休みは酷い混雑で、なるべく早く出発したのですが3つの科にかからなければならない上にもう一つ検査があり、採血から結果まで1時間かかる検査項目もあるため病院だけで7時間ぐらいいました・・・

今回少し変化もあったので自分用のメモとして診察の結果をまとめておこうと思います。

＊下の子について

検査結果：血球数・・・全般低め安定（低くても安定していればよし）。

相談：①傷が真皮層に達するものでもない浅い傷でも跡がすぐ残って治らない。
➡回答・・・この元の病気が皮膚や粘膜に障害が起きやすいという特徴がある。関係あるとも言えなくはないがわからない。

②保育園の頃から首や手など非常に細かい湿疹がある。水いぼとかウイルス性かと思って皮膚科に相談したが皮膚のせいでなるもののようだというよくわからない話だった。これも関係あるか。
➡回答・・・皮膚科の先生がわからないものはもっとわからない。ただ見た感じウイルスとかのようにはみえない。つまり悪いものの感じがしない。それがどういう意味かというと、治そうと思っていろいろやっても反応が悪そうという意味。特に害がない限り様子を見るという診断がされるタイプのもの（つまりこれだけ様子を見ているのでほっとかれて終わることになりがち）。

＊上の子について

・肺機能検査・・・低いけれどよく頑張りましたとのこと（明らかな異常というほどまではいかない）

・ホルモン外来：骨密度・・・低いままで最低ラインに達していない
・婦人科外来：女性ホルモン・・・FSH、LH：高い（上昇傾向）、E2：増加なし（反応していない）
➡回答・・・このままだと早期に閉経時と同じように骨折のリスクが高くなってくる可能性がある為、ホルモンを刺激する薬を服用することに（2種）
・小児内科外来：血球数・・・全く問題なし

次回は婦人科のみ薬を初めて服用するため経過観察の為1か月後に診察、他はまた１年後の診察予約となりました。

こどもたち2人とも接種券が届いたため、一応担当医師としての見解を訊きたいと思い、うちの子たちの場合予防接種を打つべきかどうか尋ねました。

ちなみに、下の子はどんなワクチンも血小板が下がるなどの影響が考えられるため（これは感染した場合も同様）元の疾患を再発させるリスクを避けるために予防接種は行わないように言われています。
上の子は移植してもうその件に関しては問題ないためはしかなど感染した場合に本人のリスクが高いものは受けるように進められ接種を終えています。

先生の回答を一言でいうと「積極的に打つよう勧めてはいない」ということでした。
理由は本人に接種することについてのメリットがないため。副反応含めてリスクの方が大きいわけなので、様子を見た方がいいという見解でした。

未成年の10代～20代はPCR検査陽性者でも一人も死亡者が出ていない状況で、ワクチンを受ける意味というのは自分の為というより社会的な意味合いになってくるわけで、本人が接種することによりリスクがある場合には特に勧められないというお話でした。
ワクチンパスポートのように受けていないことで不利益が生じるようなことが起きるならば、証明を書いてくださるとのことで気持ちがすっきりしました。

自分自身はどうするべきかということをデマに踊らされず冷静に判断して選択することは周りを気にする日本人には難しい部分もあるかもしれませんが、納得して生きるためにも言い訳をしない人生のためにも自分の意思で選びたいなと思いました。

＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊

【追記】
アメリカでは先に12歳から15歳のこどもを対象にファイザー製ワクチンの接種が行われている訳ですが、死亡例もでているそうです。勿論関連が認められているかどうかとは全く別の話だと思いますが。
その確率は100万人に1人だそうで・・・ちょうど毎年の新生児の数に対する先天性赤芽球癆のこどもの割合（2003年当時）と同じなのだなぁと変な気持ちでした。

98％だろうが1％だろうが、自分がどこに入っているかという事実には全く関係ない。なるときはなるし、ならないときはならないということ。それを身に染みて感じて生きてきたから・・・

100万人に1人なのに、まさか、なんでうちの子が？というのが現実。
確率なんて数字は結果でしかないと、改めて思いました。
ゼロじゃない限り、誰でもなる可能性はあるのだ、と。

その一方で悲観的だったりネガティブになるのではなく、自分が選んでいる人生を霊的な目で見据えて、腹を据えて生きていきたいと思います。