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Memories:最愛の2にゃんを偲んで

2にゃんを亡くして数ヶ月は、写真を見るのも辛かった。
猫と暮らしていた日々が分厚いガラスの壁の向こうに閉じ込められていて、ぼんやり見えているような。
猫と暮らしていたのは自分じゃなく、瓶底みたいなガラスの向こうの誰かだと思えるような。

しばらくして、どうしてもっと写真や動画を撮っておかなかったんだろうと悔やむようになった。
もう撮れない。
どんなにいいカメラを買ったところで、もう写真も動画も撮ることはできないんだ。
可愛い可愛い2にゃんを美しい映像にして残してやりたかった。
いや、自分のために、そんな映像があってほしかった。

こういう時、動画クリエイターなら、なんとかするんじゃないの?
手元に残った写真とハギレのような動画で、美しいパッチワークのような映像は作れないの?

ということで、動画を作った。
自分だけのために。

この際、他力も合わせて全力なのだ。
有料・無料の動画素材やテンプレートを駆使して、思い出を散りばめたスライドショー。

我が家には、いちとまめ夫という可愛い可愛い猫がいた。
そんな思い出、ただそれだけのために。

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