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患者さんも薬局も嬉しい!harmoの処方箋送信の活用事例

こんにちは!harmoおくすり手帳のカスタマーサクセスチームです。

今回は滋賀県湖南市にある「おおつぐ薬局 平松店」の大継先生にお話を伺いました。

おおつぐ薬局 平松店様では、今年2月にリリースされた処方箋送信機能をいち早くご活用いただいています。これから活用していきたい薬局様も、ぜひご一読ください。


※この記事はインタビューした内容を元に編集しています。

お薬手帳持参率8割以上。問診票でもアプリを案内

―――まず初めに、薬局の特徴を教えてください。

1日にだいたい30人前後の方が来局されます。
向かいにある内科クリニックにかかった患者さんや、お近くにお住まいの患者さんがいらっしゃいます。様々な年代の方がいらっしゃいますが、特に生活習慣病で通院されているご高齢の方が多いですね。

お薬手帳は、8割以上の方が持参されています

―――8割以上の持参率、とても高いですね!
普段harmoをどのようにお使いですか?

harmoをご利用の患者さんが来たら、カードの方は受け取ってタッチして確認しています。提示していただいたお薬手帳の情報は、受付カウンターや調剤室で利用しているパソコンで確認しています。

初診の方には、問診票に「電子お薬手帳の登録も可能です(電子お薬手帳希望)」という項目を入れています。

問診を見て、患者さんから「これ何ですか?」と聞かれた際に、harmoの三つ折りリーフレットをお渡ししています。興味を持ってくれた方は、「次までにインストールしておいてね」と言うとやってくださったりするんですよ。

他にも「紙の手帳はなくすし…」という患者さんがいらっしゃったら、「スマートフォンでも管理できますよ」という感じでharmoをお勧めしています。

便利さが分かると患者さんはリピート!

―――「処方箋送信機能」をご活用いただいていると聞きました。
どのようにご活用いただいているのでしょうか?

とても便利に使っています!

当薬局で処方箋送信を使ってくれる患者さんは、当薬局まで車で20~30分かかる大病院に通院されている方が多いです。

病院にもともとFAXコーナーがあったのですが、数年前に廃止されていました。その病院に通っている方は、FAXコーナーを利用していた方も多く「先に送ると待たずに済む」ということをご存じの方が多いです。

ですので「harmoで事前に送れるようになりました」とお伝えすると、喜んで使ってくださいますね。そういう方は、次の通院でもどんどん使ってくれています。

―――リピーターの方も多いのですね!
患者さんにお使いいただくことで、薬局にとってよいことはありましたか?

在庫がない薬の手配がスムーズにできたり、ご希望通りにならない場合もご連絡が先にできるので助かっています。

最近は風邪薬や咳止めでも入荷が困難な薬があります。
患者さんから事前にharmoで処方箋を送っていただけると「すぐご用意できます」とか「少しお時間がかかります」ということを患者さんに早くお伝えできるので薬局としても助かります

加えて在庫がない場合の手配もすぐできるので、患者さんのご希望通りにお薬をお渡ししやすくなります

「平日に定休日のある薬局」ならではの便利さ

―――患者さんにとっても、それは嬉しいことですよね。
ご希望通りにお渡ししやすくなる、というのは具体的にどういうことなのでしょうか?

具体的には、当薬局のように「平日に定休日のある薬局」はとても助かると思います。
当薬局の定休日は木曜日・日曜日です。例えば、患者さんが木曜日に受診されて、金曜日の夕方に処方箋を持ってこられると、在庫の関係でその薬をお渡しできるのが月曜日になってしまうことがあります。

医薬品卸の便数は減少傾向があり、土曜日は来なかったり、1日2回ではなく朝1回だけの日もあります。ですので昼過ぎに処方箋をお持ちいただいて在庫がないと、患者さんをお待たせしてしまうことがあるんです。

先に送っていただくと、在庫がない薬の手配を先にスムーズにできますので、患者さんのご希望に沿いやすくなります。

加えて処方箋送信機能で先に送っていただくと、先にお薬手帳が見れるのも便利です。医師の先生に処方提案をするにしても早い方がいいので、患者さんに事前に送ってもらえると助かることが多いです。

―――患者さんには、どのようにご紹介しているのでしょうか?

harmoの三つ折りリーフレットをお見せしながらご案内しています。
「最近こういうのもできたんです。アプリから先に送っていただくと、お薬も比較的早くお渡しできますよ。」という形で、患者さんにお伝えしています。

最初に使い始めるときのハードルがあるみたいですが、1回使ってくださると、その後何度も使い続けてくれるようになりますね。

薬局にあった分かりやすい運用を構築

―――新しい機能となりますが、薬局の運用で工夫されていることはありますか?

患者さんから受付したものを見落とさないよう、harmoの自動コール設定を使っています。処方箋を受信したら、自動で電話が鳴るのですぐに分かります。これがないとどうしても見過ごす可能性がありますので、電話が鳴るのは確実でありがたいです

あとはスタッフみんなが慣れるまではと思って、小さい紙もセットで運用しています。

―――小さい紙ではどのような運用をしているのですか?

基本的には、harmo施設アプリの画面上で「調剤開始」や「完了」などのステータスを変更していますが、当薬局では午前と午後で事務員さんが変わるので、頻繁に業務の引き継ぎがあります。

対応中のもの、当日中に調剤完了にならないものが分かるように、処方箋のコピーとセットで挟んで管理しています。

薬局はツールが多いので、新しい事務員さんが来たときにも、目で見て分かりやすい状態にしておきたいなと思い、このような運用をしています。

―――工夫しながら運用されているのですね!患者さんとのやり取りはいかがですか?

一度、薬が手に入らないのでキャンセルのご連絡をしたことがあるのですが、harmo施設アプリの画面上に「患者さんの電話番号」が書いてあるので、すぐにお電話して解決しました。

あとは、患者さんがアプリで送信する時に「薬局へお伝えしたいこと」という欄がありますよね。

その欄に「今から行きます」とか「急ぎません」と書いてくださる方が割といるんですよ。そういうのも分かりやすくて、ありがたいです。

harmoを利用してよかったこと

―――harmoを使ってよかったことはありますか?

処方箋送信機能も便利ですが、患者さんがharmoに一元管理したいということで「門前がharmoじゃなかったからきましたと毎回来てくれる方もいらっしゃいます。

また、逆に患者さんがアプリでお薬手帳を管理することで、患者さんが「お薬手帳」自体の有用性、大事さに気づいてくれる。お薬の情報が手元にあるのって便利だなと感じてくれる方がいらっしゃいました。それはとてもいいんじゃないかと思います。

薬局としては紙とアプリの両方使ってもらえるのがいいなと思っているので、アプリを見ることで有用性に気づいて、紙のお薬手帳も作ってもらえるのはいいですね。

―――お薬手帳の大事さに気づいてくれる、というのは素敵です!
最後に、患者さんにメッセージをお願いします。

かかりつけ薬局を持っている方には、とても便利なツールだと思います。
harmoのアプリでお薬の情報が一元管理できて、処方箋も事前に送れば薬局での待ち時間も減るというメリットもあるので、おすすめです。

―――貴重なお話をいただきまして、ありがとうございました。