朝活書写 9回目「今日もまた」

書写。学童期そのシーズンにまず勉強机に積み上がるほど書写帳を買わされてひたすらお手本通りに書く。
自由に伸び伸び書くことを殺す訓練。


賞をとる常連は伸びやかに書いた子。とめもはらいもお手本通りに書けと厳しく突き返すのに受賞するのはいつも払いが強く長かったり右肩上がりが強かったり、余白なくみちみちの大きな文字をかく子。


私はいつも佳作か銀賞止まり。評は「個性がない。ありきたり」。

指導してくれる先生に出会いたいなあと渇望した学童期の思い出。


いまもその癖が抜けないけれどすこし自由になれた気がする。

セクハラの恐怖を突然追体験してしまう日々。手が震えながらも書写していると生きている自分が戻ってくる


文字を書くのは大好きだけれど、書写は自己個性を削ぎ落とす訓練としか思えなかった。
その書写が今、わたしの命を繋ぎ止めている。

寝る前に気持ちを鎮めるためもういちど書きました。
ペンは数本¥110 のもの。
多分、わたしの書く文字は小学生のころから変わっていない(成長していない)ように見えます
書いた文字をながめていると昔をありありと思い出します

#朝活書写_1348

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