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どっちでもいい?「革」と「皮」ってちゃんと違いがあるんです。

会社員をしながら、「針と革2521」という名前でちょこちょこと革製品を作っております。
note初心者です…。
梅雨になり、暑さが苦手な私にも湿度が苦手な革にもツライ季節になってきました🌂

私は革製品を作っていますが、なんで「皮製品」ではなく「革製品」なのか…。
あまり疑問に思うこともないかもしれませんが、「皮と革」ちゃんと違いがあります。

「革」ももともとは「皮」です🐮
私達がお肉や魚を食べる事で、皮が生まれます。
でもそれを食べることはできないし、捨ててしまうのももったいない。
何とか使えないものかと大昔の人達が考えて、腐らないように、衣服や袋に使えるように丈夫にして作られたものが革です👜

塩漬けで輸入された「皮」  写真:丸太産業様


上の写真は水洗いだけをされた「皮」です。
ここから「腐らないようにして丈夫に」する工夫をされたものが革となり、字も変わります😎

キレイに仕上げられた「革」 写真:丸太産業様

上の写真は、全ての加工を終えてキレイに仕上げられた「革」。ここから、様々な製品に加工されていきます。

お肉を食べることから副産物として生まれたものが革です。
丈夫で長持ち。とてもエコな素材とも言えます🌿
私はこういった革の成り立ちを知ってから、よりその面白さにのめり込みました。

いかがでしたでしょうか。
皮と革の違いをちょっとでも知って頂けたら嬉しいです。
革がエコな素材であること、食文化とすごく関係が深いことなど、今後書いていきたいと思ってます。


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