また来るね、あたたかいこの場所に/東京出張鍼灸のお話
とてもあたたかい気持ちで、白玉を食べてる。
浅草寺で、西陽に照らされた景色を見ながら。
大好きな人に会うために浅草へ来た。
お店へ一歩足を踏み入れると、
私が声を掛けるより前に
「あっ!」っと気付いて
立ち上がってくださった。
うれしそうな、やさしい笑顔で。
きみよちゃん、きみよちゃん、と。
「きみよちゃん、元気そうで本当によかった。
きみよちゃんだから鍼を受けたんだよ。
ほら鍼はさ、やっぱり本当に
信頼がないと、受けられないよ。
だから、こちらへ来たら必ず連絡してね。」
掛けてくださる言葉の
1つ1つがあたたかくて、
目の端っこでちょっとだけ泣いた。
4年前、全部をゼロにして
東京を離れると決めた時、
この先どうなるか全く見えなくて、
でも自分の背中を叩いて叩いて、
懸命に前を向かせようとしてた時。
あの時もこうやって、
あたたかい笑顔に会いにきて、
浅草寺にお参りして、
祈るような気持ちでおみくじを引いた。
大吉だった。
うれしくて、さっき会ったばかりの
あたたかい方へまた報告に行ったんだ。
今日もまた大吉だった。
今をまるっとしてもらえたような、
あたたかい言葉が並んでた。
うれしいなあ、うれしいなあ。
私はちゃんとこうやって生きてる。
今朝、ほんの少しだけ、
自宅鍼灸院を営んでいた町を歩いてきたよ。
ちゃんと4年の月日が流れてた。
よかったと思えた。
本当に来てよかったなと思えた。
本当にありがとうとこころで思った。
新たに出会えた素敵な仲間が
鍼を受けに来てくれて、
仲間のみんなとご飯を食べて。
東京に来てよかった。
このタイミングだった。
たくさんたくさん、
必要な感覚が降りてくる。
また来ます。
「待ってるね」と言ってくださる
あたたかい人たちがいるこの場所に。
やりたいことをやる。
生きたいように生きる。
きっとその後に道ができてる。
あたたかさをたくさんたくさん受けとりました。
今日の私はずっとふわふわしています。
また年内に!!
東京か、鎌倉で会いましょう。
旅する鍼灸師kimiyoの鍼灸院
はりきゅうこころ間・HP
応援ありがとうございます。こころより感謝いたします。