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湿気と熱

こんにちは。とある鍼灸師です。

湿気と熱は対称的な存在です。

湿気を言い換えると水になります。

人が活動していたり、興奮したときは体内では熱を生じます。

休息にはいってカラダが落ち着いてくると水で熱を冷やします。

このように生活のなかで熱と湿気は互いにバランスを一定とりながら健康を保っています。

しかし、バランスが崩れると、湿気と熱がくっついて『湿熱(しつねつ)』となってカラダのいたるところに悪さをします。

熱は、基本的に上に昇る性質がありますが、湿気がからむことで下にも熱をもつようになります。

具体的にいえば、膀胱や大腸に熱が溜まり、ドロドロとした便や血尿などの症状を出します。

また、排泄時に尿道や肛門が熱く感じるのも、湿熱が影響しています。

湿熱が関節にたまると、熱をもってふくらんだりします。
いわゆる炎症している状態になります。

食事や運動をすることで見直すことができます。

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