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魔都 京都

こんばんは。
最近オーバーツーリズムという単語をよく目にするのでちょっと思うことを書いてみようと思います。
立場は「京都に住んでる会社員」です。
思うことがあるのは目次の3項目くらいでしょうか。

街中の様子

京都の繁華街といえば四条です。そして四条から三条にかけての寺町通の商店街である京極と新京極、となりの通りの河原町。この辺りは当然観光客が多いです。平日の夜でも多くて、京極と新京極では日本語はまず聞こえてきません。四条と河原町は日本人も買い物に使うのでいます。
京都の駅前の栄えていますが、こちらはターミナル駅なのもあって日本人も多いです。ただお盆や年末年始は地獄の新幹線乗り場が展開され、駅の外まで人が溢れます。外国人が多いですが日本人もいます。

京都のお土産になるようなお店は日本人が遊ぶ河原町にはあまりないので、意外と住み分けされていて、普段の買い物で観光客が多くて困るようなことはないです。
京都駅の商業施設で京都市民が使うようなお店は駅の北側にあります。一部は駅から直結しているので駅に近い部分は観光客がきますが、新幹線が八条口の方が近いので、困るほどは来ません。

繁華街も別にゴミが落ちていたりするようなことはないです。

バスはあてにならないので、メインの移動手段は自転車です。北の方に行くと観光客も少ないのでバスに乗れます。時間を気にしなければ河原町あたりも乗れます。京都駅からも夜は普通に乗れます。
昼は分からないのですが、混んでて身動き取れなくなったりしたら怖いので近寄りません。なので噂通り混んでいるのか京都市民は意外とみんな知らないのではないかと思います。

飲食店などは混みますが、京都の街は小さいので、住んでる人は繁華街で食べなくてもすぐ家に帰れる感じです。個人のお店もたくさんあるので、マニアックで空いてるお店をそれぞれ知っていて利用出来ていると思われます。

ということで、あまり外国人観光客がいても困っていません。まぁ困るとしたらツアー客が歩道を塞いでいる時や、朝の急いでいる時に大きい荷物を持って駅でもたつかれた時くらいでしょうか。

そう、オーバーツーリズムとか言われても京都市民はホテルにも泊まらないので困らないのです。
レストランも予約すれば大丈夫なんです。

近所の様子

三条より北はあんまり観光客は来ません。
ただジムにはジム目当てで来ます。みんなスポーツマンなのでルールは守ってくれます。特に困りません。

もともと大学が多い街なので、住んでいる外国人も多いです。住んでいる人は日本の生活に慣れているので、基本困りません。同じマンションでもパーティーしたりしません。

円が安すぎる

お寺や美術館の料金を外国人観光客と日本人観光客で分ける話もよく聞きますよね。あれって円が安すぎるから問題なんだと思うんですよね。
高く設定して観光客を絞りたいけど、そうすると日本人には手が出ない値段になるからどうのこうの。日本は貧しい国になったうんぬん。
円が安すきるんです。

地元の人はリピーターになる確率が高いから安くして、一回しかこなさそうな人は高くする、とかが私の思いつくベストです。パスポート等を確認するというよりは、前回の半券があれば安くなる的な。

あーなんでしょうね。
オーバーツーリズムで問題視してる人って本当に現地に住んでる人なのかな?って思ってます。
日本人で他のところから京都にくる人の立場なんですかね?京都に住んでる身からすると観光客は観光客なので、国籍問わず観光客としか思えないです。

以上、反論もありそうですが最近思っていることでした。

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