【“適応障害”と診断されるまで④】事件簿もろもろ～後半～

◇発症〜完治まで◇
2015年4月　新卒入社＆激務プロジェクトに配属
　　　　　 ↑イマココ
2016年5月　適応障害の診断＆休職
2016年8月　退職
2016年9月　転職
2016年12月頃　心療内科の通院から卒業
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こんにちは、はりねずみです。
特に印象に残っている出来事、後半編です！

事件簿3　勤怠について役員からの呼び出し

そんなこんなでチーム編成が変わったものの、働いて数か月、上からの期限厳守・現場からのお叱り・終わらない日々の業務などで、しんどいを通り越して「あれ、なんか頭がうまく働かないなあ」となった私はここで自分を守るために勤怠をキチンとつけ始めます。

と、いうのも当時どう考えても法的な労働時間は超えた時間働いているのに先輩たちはいったいどうしてるのだろうと聞くと「適当にこのくらいというところでいったん退勤の勤怠をつけてる」というかなりアバウトなアドバイスをいただき、その背中に従っていました。（マネしちゃダメ絶対）

でも、もう心身がおかしくなってきている自覚があったので自分を守るために勤怠をキチンとつけるという全うなことを始めたのです。

そして、その翌月月初に突然役員とチームリーダーからお呼び出し。
「はて？」と思いつつ部屋に向かうと役員・チームリーダーが2人並んでおり、対面に私が座るという構図となりました。

そこで役員から言われたことは「先月の労働時間が法的な労働基準を超えてしまっている。このままだと最悪業務停止の命令が下ったりしてしまうことがある。申し訳ないが、超えてしまっている分の時間を”今月の労働時間”としてずらさせてもらえないか。」ということでした。
（アウト！たぶん法的にアウト！）

役員からそんなこと言われた、新卒1年目には「はい、わかりました。」と答える以外選択肢はありませんでした。。
ただ、このままじゃ自分が壊れてしまう思い、勤怠をつけた背景やもう無理という話をしたところ、はた目から見てもしんどそうなのは伝わっていたようで”別の方にプロジェクトを任せることにする。徐々に引き継いで、あなたには別のプロジェクトにはいってもらうようにする。”という方向で進めていくとのこと。

この時、チームリーダーが役員側にいたことになんだか心がポキッと折れてしまい「守ってくれるんじゃないんかい（当時なんとかするから、みたいなことを言ってくれていた）」という気持ちと、「ああ、やっとプロジェクトから離れられる。」という気持ちで複雑な心境でした。

事件簿4　引継ぎ者の体調不良と退職

事件簿3で記載した通り、プロジェクトの引継ぎができることになりました！（ヤッタ！）
引継ぐ方は最近中途で入社されて、主に書面を扱うような部署に所属していた方で折衝が発生するプロジェクトを回すような経験は持ち合わせていらっしゃらない方でした。

入社前も関連業界にいたわけではなく全くの異業種からの転職だったので初めてだらけのような状態からスタート。ただ、とても意欲的に取り組んでくださっていたのでお客様窓口は私が対応するものの実務はどんどん任せられるようになりました。そして、このプロジェクトから引き離すために私は別プロジェクトも並行して持っていくことに。

・・・と、書いていくと順調なように思えますが、実務を任せていくうちに目に見えて引き継いだ方の体調が悪化。座っていた椅子から崩れ落ちていくように床に倒れてしまって、慌てて社内のソファーに連れて行った瞬間のことは、未だに忘れられません。

引継ぎを始めて数か月もたたないうちに、その方は体調不良を理由に退職されていきました。

退職理由について会社側から「通勤が遠くて」などと聞きましたが、いや明らかにプロジェクトが原因でしょ、と思い、また会社が信用できなくなりました。

そして、このプロジェクトは、私が担当に逆戻り。（え）
私は自分だってしんどいけれど、”もう、引き継いだ方みたいな犠牲者を出してはいけない。私が頑張らなきゃ。”という気持ちでもういっぱいいっぱいでした。椅子から崩れ落ちていく姿が目に焼き付いていたのですね。
もう、やけくそみたいな気持ちだったと思います。

事件簿6　継続プロジェクトも受注！？

これが、最後に私の心をボキボキッと折ったのですが、
取り掛かっているプロジェクトは2~3年で終わる予定でした。それでも、なかなか後にずれ込んでおり、1年経っても終わる見通しはあまりたっていなかったのですが、まあ何とか終わりはあるらしいという状態でした。

入社から1年と少したった頃、同様のプロジェクトで継続プロジェクトを受注する方針になったことを聞きます。その継続プロジェクトは完了までなんと5~6年くらいかかる予定とのこと。いよいよ終わりが見えない状況になり、絶望的な気持ちになりました。

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◎本日のつぶやき◎
少し書き溜められたので今日は2つ記事を更新してみました！

これらの事件たちは、全て新卒1年目に起こったことです。
印象的なことばかり書き連ねたので、実際はもっと色々ありました・・

仕事していると多かれ少なかれ日々色んなことがありますよね。
いや、生きているだけで色んなことがある。みんな、えらい！

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＊心療内科は怖いところじゃない＊
＊心がおかしいと感じたら受診してみてください＊

もし質問などあれば、体験談でまだ記載のない
先のことでも大丈夫なので
コメントなどでぜひ聞いてくださいね。