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【“適応障害”と診断されるまで⑨完結】心療内科への受診、そして”適応障害”の診断

◇発症〜完治まで◇
2015年4月 新卒入社&激務プロジェクトに配属
2016年5月 適応障害の診断&休職
      ↑イマココ
2016年8月 退職
2016年9月 転職
2016年12月頃 心療内科の通院から卒業
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こんにちは、はりねずみです。
いよいよ心療内科への受診です。

人生初の心療内科

風邪をひいたら耳鼻科、おなかが痛かったら内科、歯が痛かったら歯医者。

調子が悪い時に病院に行くことは当たり前のことなのに、心療内科というところは未知で行く直前まで、そわそわしていました。
予約時間に遅れないように電車にも早めに乗り、早く着いたため近くの公園でボーっとしたりして、予約時間に受付をしました。

心療内科にかかっている人たちってどんな人たちなんだろう、待合室でどうみられるのかな、等いちいち気にかかっていたのですが、何ということない待合室は他の病院と全く同じでした。

少し普通の病院と違うとすれば、普通の病院はお年寄りの方が比較的多い印象ですが、心療内科では年齢層が働き盛りの人たちが多いような気がしました。私の行った時には学生さんのような方もいらっしゃいました。

問診&アンケートとヒアリング

※ここからは病院によって流れが違うかもしれませんので、あくまでご参考程度にご覧ください※

最初は、問診票を記載して、簡単なアンケートに回答。「気分が落ち込むか」等に5段階で当てはまるところに〇をつけるようなアンケートだったように思います。正確に判断してほしいという気持ちで正直に答えました。

その後、個室に呼ばれて「いよいよお医者さんとご対面かな?」と思ったのですが、最初に看護師さん?によるヒアリングをするとのこと。人と目を合わせて話すことができない経験をした後だったので、ちゃんと話せるかなと怖い部分もあったのですが、看護師さんは壁側に向いてデスクに座る。私は看護師さん側に向いた低い広めのソファにゆったりと座りながら、話すという構図だったため、向き合わずに済んでとても安心しながらお話ができました。

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※広さはこんなには広くなかったような気がします。向きだけ、向きだけ伝われ・・・!(泣)

最初は緊張しましたが、とにかく正直に正直に質問に答えていきました。質問は仕事内容以外に、家族のことや友人・彼氏のこと、自分の過去だったり様々でした。”ああ、そうだよな。私は仕事のことで頭がいっぱいだけど、色んな悩みの種類があるよな”と思った記憶があります。途中泣きそうになりましたが、大泣きするようなことはなくヒアリングは終了しました。

時間にせかされることもなく、じっくり話を聞いてもらえて、それだけで心がちょっとほぐれたような気がしました。

お医者さんとの対面、そして診断

ヒアリング後、待合室で待ってようやくお医者さんと対面。
割と時間は待ったかように思いますが、1人1人時間がかかるよなと思っていましたし、自分にも時間はあったのでとにかくゆったり待っていました。

私の担当の先生は、女性の先生。机の上に愛犬のワンちゃんの写真が飾ってあって和みました。ヒアリング内容を元に足早にいくつか質問をいただき、答えていく。

そして、「あなた、頑張り屋さんなのね。原因は仕事ですね。若いのによく働きましたよ。ちょっと休みましょう。」と言ってもらい、”適応障害”と診断されて6月末まで、約1か月半の休職を言い渡されました。

ようやく、という思いと共に不安な思いがきっと顔に出ていたのでしょう。「このまま頑張り続けたら、より症状が悪くなったり回復が遅くなる可能性があります。今回薬は出しません。ストレス要因である仕事から離れることで回復を図っていきましょう。」と補足いただき、3000円か5000円くらいかかるけれど、それを払えば診断書をいただけるとのこと。

会社に診断書を渡して休みなさい、ということで診断書をお願いしました。また、この後どうやって過ごしていくのかも相談し、1人でいると防ぎこんでしまうかもしれず少し危ういので、できれば誰かと一緒にいてほしいとのこと。とはいえ、気力も体力もなくて新幹線の距離の実家にすぐに帰るのもはばかられることを話すと、

①出来ればまず彼の家に身を寄せさせてもらう
②そのあと調子が戻ってきたら実家で過ごす

ということで話がまとまりました。当時社会人1年目になった彼は、私の1人暮らしの部屋から自転車で行ける距離に1人暮らしをしていたので、①の選択肢が生まれました。

そして最後に「ご両親にまだ言っていないのなら、早めに伝えてください。親が後から知ると、悲しいですから。」と言われて部屋から出ました。

”ああ、やっぱり病気だったんだ。この症状は治るものなんだ。”

専門家のお墨付きを受けて、心底ホッとしたことを覚えています。

次回の診察は1か月後。

清々しい気持ちと、これから会社や両親、彼氏や相談をするという少しの不安な気持ちを抱えてお会計を済ませて診断書を手にして病院を出ました。

【“適応障害”と診断されるまで】編は以上で完結です!
続いて、【“適応障害”で休職~休息編~】を始めていきます。

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◎本日のつぶやき◎
ヒアリングの時の位置関係が、文章だけだとわかりずらいなと思い、絵を描いたのですが、予想以上の絵心のなさに我ながら震えました(´;ω;`)

でも、将来絵本を出すのが夢の一つだったりします。(え)
絵が好きだからというよりは、子どもたちに伝わる言葉で楽しい・悲しいという気持ちや大切なことを残せたらいいな~という気持ちなので、絵にはこだわってないのですが。。それもちょっとずつ形にしていきたいな。

絵が上手な人や人の心を揺さぶる絵が描ける人のこと、心から尊敬します!
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*心療内科は怖いところじゃない*
*心がおかしいと感じたら受診してみてください*

もし質問などあれば、体験談でまだ記載のない
先のことでも大丈夫なので
コメントなどでぜひ聞いてくださいね。

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