みなさん、彼女の戦略を参考にするのは有意義ですが、生活スタイルは絶対にマネしないでください:人事部長Aがなぜ株式会社geneに入ったのか?

今回は、彼女が株式会社geneになぜ入職したのかというお話です。

戦略眼をもっていると思いますが、相変わらず日常生活がひどいです、そして最近毎日が幸せそうです(´・ω・`)

以下本文(´・ω・`) 

先週お伝えしたとおり、この週末から映画館で暮らしている。※

※最初からなにか日本語の前提がおかしい(´・ω・`)


深夜の最速上映(公開初日の日付が変わった0時からの上映)に始まり、4時間程度の睡眠で翌朝会社へ行くよりも早く起きて物販の列に並ぶため7時半に映画館へ出動、8時から物販棚でグッズを買いあさり、9時開始の回を見て一度家に帰って仮眠、12時の回を見るため再度出動、その後は友人たちとともに次の上映回までの時間をやりすごし、夜21時半、その日の最終上映が終了。

※断言します、この人ぜったいに仕事よりもプライベートの熱量が8那由他倍くらいあります(´・ω・`)

名古屋の映画館は上映回数が少なく終了時刻も早いので比較的らくなのだが、これを3日間くり返し、社会復帰したくない……と涙を流しながら今に至る。※

※こうなったら人間お終いだなというのが、ぼくの正直な感想です(´・ω・`)

この『ときどき映画館に通いつめる』ということ以外にもたびたび趣味ごとにどっぷりと浸る数日を過ごすことがあるのだが、本当にものすごく働きたくなくなってしまって自分でもびっくりする。

しかしこういう日々を過ごせるのは働いてお賃金をいただいているからこそ。たいへん複雑な心境である。

 私は大学を卒業したあとフリーターになった。「なぜ就職しなかったのか?」と聞かれると表向きは「超氷河期の世代なので」と答えているが、いちばんの理由は大学を留年したからだ。そうすると今度は「なぜ留年したのか?」と聞かれるので、そのときは素直に「追っかけしていて出席日数の計算を間違えて1科目単位がとれなかった」と答える。入学は高校からのエスカレーター、かつ卒業するのはさして難しくもない文系私大、私は、1学年に何百人といる学部生のうち留年するのは毎年片手に満たない程度、という中のひとりだった。

 当時から私はいろいろなものを追っかけていた。大学生のころはたしかヴィジュアル系バンドのおたく、通称バンギャというものだったと記憶している。※

※リクエストがあれば、いつでも会社で黒夢を歌いますよ(´・ω・`)

自分のことなのに「記憶している」というあいまいな表現になるのは『顔のいい男が好き』という超絶ミーハーゆえに、自分でもいつなにを追っていたかわからなくなるぐらいありとあらゆるものを追っかけてきたからだ。ライブがないときはバイトをいくつも掛け持ちしてお金を稼ぎ、メジャーなバンドからマイナー・インディーズまで連日ライブハウスへ通い、本命のツアーには行けるだけの日程を絞りだしてついていく。

愛知のみならず岐阜・三重・静岡・長野・京都ぐらいまでの範囲を近所と呼び、お金を節約するために東京は下道で8時間かけて移動、当時乗っていた愛車の走行距離は5年で12万キロ、とまあそんな生活をしていたらそりゃあ留年もするだろう。

だが、私はこのとき「お金がなければ生きられない、働かずしてお金は手に入らない」と学んだような気がする。※

※ぼくはお金があれば、避けられる不幸があるということを学びました(´・ω・`)

大学5年めの授業料を支払うためせっせとフルタイム週6日勤務でバイトをし、残りの1日を1科目2単位取得の時間にあてた。

週6日もフルタイムで働けるなら卒業後ふつうに就職すればよかったのでは? と思う方もいるかもしれないが、超氷河期云々以前に当時の私の職選びの優先度は「自由に休めること」「お金が良いこと」「楽しいこと」だったので『正社員としてフルタイム働く』のと『アルバイトとしてフルタイム働く』のではまったく魅力が違ったのだった。

 かくして様々なバイト遍歴をもつ自称<永遠のフリーター>となった私は『(4年半かかって)大学を卒業してからgeneに入社するまで正社員歴なし』という履歴書に非常に記載しづらい職歴を手に入れた。

実際geneに入社したときに出している履歴書の職歴欄は大幅に省略しており、大学卒業後、何年か空白の期間があるような内容となっている。

当時のgeneはクソクソブラック企業で「応募者全員大歓迎☆即採用☆」※のような状態だったため職歴など一切ツッコまれることがなかったわけだが、10年以上もフリーターをしてへらへらと遊んで生きていた正社員歴も資格も特技もない人間が35歳を目前に「そうだ、正社員、なろう」と思って転職するときのポイントは、おそらく<会社を選ぶ>ということだと思う。

※そんなことないもん、たぶん(´・ω・`)

 ぶっちゃけそんな歳じゃあ会社選べなくない? 企業様に選んでいただく立場じゃない? と思うかもしれないが、ここでいう<会社を選ぶ>というのはそういう意味ではなく『欲を出さない』という意味である。

私は34歳で転職活動をする際、はなから大きめの企業は狙わず従業員10~100名程度の中小企業に焦点を絞っていた。なぜならこの規模の会社であればふわっとでも働けるし、逆に腹をくくればバリバリでも働けるからだ。転職先を探すうえで自分がなにを優先するのか? ということをはっきりさせるべく私が考えたのは、以下の3点だった。

(1)従業員10~100名程度かつ設立10年未満の中小企業
(2)座ったままにならない業務内容
(3)家から近い

 お給料がよくてえ~お休みがちゃんととれてえ~人間関係もよくてえ~仕事内容もそんなに大変じゃなくってえ~定時で帰れてえ~、ってね、そういう職場はめったに募集がないんですよ、わかりますか、そういう会社は辞める理由がないから退職者が少ない。※

※しかし、うちもほんとに離職率下がったもんだな(´・ω・`)

大企業はともかく中小企業は人員補充としての募集が多いので、求人媒体などを見たときにしょっちゅう募集しているところはつまりひとがよく辞める=ちょっとあやしい、と考えることができる。……と頭ではわかっていながらも崖っぷちに立った34歳女性フリーターにそんな贅沢が言えるはずもなく、上記の(1)から(3)すべてを満たした合同会社gene※という会社に入社した結果、私は人生ではじめてクソクソブラック企業を引き当てたのだった。

※当時は合同会社だったのです(´・ω・`)

 しかし、ここで転じるのが(1)の条件である。大学を留年し、働かずして金を手に入れ(て推しに貢ぎ)たいという欲望を抱きながら長年さまざまなものを追いかけている超絶ミーハーオタクで永遠のフリーターだったはずの私がなぜ短期間で部長職にまで出世できたのかというと、すべての起因はこの(1)にあり、geneがもとはクソクソブラック企業※だったことが大きな理由となっている。

※ちゃうもん、スタートアップなんてみんなだいたいそんなもんだもん、と最近は開き直ってます(´・ω・`)

 ブラック企業を引きあてたくないからという理由で中小企業を避ける方も多いかもしれないが、ポイントは<設立10年未満>というところにある。私が入社した当時のgeneは設立5年程度、従業員数は60名程度のまさに中小企業という規模だったのだが、だからこそいろいろと綻びがあったわけだ。


入社してすぐに岡崎の訪問看護ステーションが立ち上がり春日井の訪看と通所をあわせて当社の事業所は計3つとなったが、事業所が増えれば当然のことながら従業員数も増える。それも二桁単位で急激に増える。おそらく1箇所目の訪看の春日井を立ち上げたときからgeneはがむしゃらに突っ走り、社内整備がされないまま規模だけが拡大されていった。

そして社長を含め所属スタッフの大半が医療従事者であるため「合同会社geneは会社=一般企業である」という考えが浸透しなかった。

私はここに目をつけて「こういうとき一般企業ではこういう感じで進めてますよ」「こういったところが整っていないのが心配なので、こういう方法にしたらいかがでしょうか」「こういう書類があると効率が良いので作ってもよろしいですか」等々と社長に話しはじめたわけだ(第2回参照)。

 設立5年というこのタイミングで入社しなければ、今の私は存在しなかったかもしれないと思う。

もう1~2年入社が遅かったら社内環境は整っていたかもしれないし、逆にもう1年早かったりしたらさっさと退職していたかもしれない。

従業員数が続々と増えてくる拡大時期にたまたま私は入社し、たくさんのスタッフたちがブラックさに耐えられずに辞めていく中で辞める辞める詐欺をしながら辞めずに残ってしまった。

業績もあるとは思うが、その業績じたいがタイミングと運により得られたものだと思うし、あのとき辞めずに踏ん張った結果だと思う。

 私は数多くの職場を渡り歩いた元フリーターとして「転職活動は恋愛と同じ」※という持論を持っている。

※サラリーマン金太郎も同じようなことを言っております(´・ω・`)ちなみに僕が好きなのは伊郷さんです(´・ω・`)

Aさんは20代前半のころBさんと付き合っていたが、性格や価値観が合わずに別れて20代後半でCさんと出会い、30歳のときにCさんと結婚した。

こういった話には、BさんとCさんという相手の違いだけでなく、20代前半と20代後半という自分自身の考え方や意識の違いがからんでくる。

設立3年目だったり20代だったりしたころにgeneに入社していたら1年ぐらいであっさりと退職していたかもしれないが、私は34歳で設立5年のgeneに入社した。

そして1年で辞めずにブラックな環境に耐え続けた。

この見極めは本当に難しいと思うが、Aさんだって30歳で結婚したものの32歳で離婚するかもしれないし、かと思えば33歳でDさんと出会い、Cさんに「あなたはゴミ捨てもしてくれない」と泣かれたことを思いだしてゴミ捨てをするようになって円満な夫婦生活を送り一生を添い遂げることができるかもしれない。

 <会社を選ぶ>とはそういうことだし、自分の人生なのだから自分の好きにすればいいのだ。

人生なんてギャンブルだ! などと軽く言ってはいけないかもしれないが、少なくとも私は「人生なんてギャンブルだ!」と思って生きてからこそ今ここにいるんだろうな、と思う今日この頃であった。


で、ここから求人です。

株式会社geneは、来年度の採用において、すべての訪問の事業所で看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を募集いたします。

自慢してもいい?現在の離職率は年間3.4%となっており、べつに職員がやめて補充が必要なのではないのです。

拡大のための採用です。

ただし、弊社は看護師とリハスタッフの協業に価値があると考えておりますので、そのバランスのもとに採用を進めております。

リハ職だけで豊かな在宅療養を達成するのは難しいのです、チームの力が必要なのです。

僕たちのサービスを待っている人がいるのです

売るのではないです、届けるのです

僕たちの仕事は売上だけが指標になったら、とても寂しい仕事です

いっしょに待っている人に届けましょう(´・ω・`)

ちなみに弊社の管理職以外の平均給与は以下のようになっております。

非管理職のリハスタッフ平均総支給額31.6万円(時間外4.2時間)

非管理職の看護スタッフの平均総支給額36.2万円(時間外6.2時間)

もちろん、これに賞与が3.1ヵ月(昨年度実績)あります。

採用情報はこちら↓↓↓
www.gene-llc.jp

株式会社geneでは、「リハビリテーションをかたちにする」ため
一緒に働いてくださるコメディカルスタッフを募集しております!

当社のセミナー事業部門では
年間360本ものコメディカルスタッフ向けのセミナーを開催しています。
そして、当ステーションの従業員は、正社員・パート社員問わず
なんとその【 360本のセミナーすべてを無料で受講 】することができます!

当社は、利用者様のQOL向上だけでなく、
当社に勤める社員自身のQOL向上も大切にしている会社です。例を挙げると……

◆残業代はしっかり全額を支給!
 (サービス残業は許しません!)
◆住宅手当
(勤務地より徒歩2km以内の賃貸住宅に住み、世帯主である正社員は月2万円を支給)
◆バースデー休暇
(誕生日のある月は、年次有給休暇とはべつに有休を<1日>プレゼント)
◆当社発行の雑誌や書籍は社員の購入費<半額>!
(さらに各事業所に1冊ずつ置いてあるのでいつでも参照できます)
■アウトドアイベント補助費(年2回まで)
(スタッフ発案でバーベキュー会・釣り会などが実施されています)
■研修補助費
 (研修会への参加はもちろん、書籍購入にも適用されます)
■懇親会補助費(年4回まで)

などなど、福利厚生も充実しています。
ぜひ一緒にリハビリテーションを「かたち」にしましょう!

サポートいただきましたら、社会貢献のために寄付をしたいと思います。 年に2回おこない、寄付に関しては報告をいたします(´・ω・`)