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偶然を偶然で終わらせないために。しなやかに生きるとは?

皆様、暑い日が続いておりますが、体調いかがお過ごしでしょうか?

ようやく。本当にようやく。
長い長い、お休みから解放され
私の日常が戻って参りました。

2022年7月。
まさか自分がコロナウイルスに感染するとは…

世の中が落ち着きを取り戻していた空気感もあり、ちょっと油断していた自分。
まさかのまさか。
仕事も予定も全キャンセルになるなんて、思ってもいない出来事でした。

濃厚接触者から始まった私の自粛期間。

もちろん、感染したくはないけれど、
感染してしまった方が
自粛期間の終わりは必然と見えてきます。
(感染者は、他の家族が発症しても、その後は、濃厚接触者にはならないため)

しかし、濃厚接触者は、永遠に自宅待機なのでは?と思うほど、
家族の誰かが発症すると、また自宅待機0日目からのスタートに…

しまいには、自分も感染し、
トータル20日間くらい、自宅の中に閉じこもっておりました。

ご一緒に住む家族が多ければ多いほど、
もっともっと大変なんだろうなとお察し致します…


人生には、自分ではどうしようもできないことがたくさんある

この数年の、コロナウイルスの蔓延により
多くの人が感じた「どうしようもないこと」

誰のせいでもないからこそ
憤りやもどかしさを感じ
仕方ないよねと受け入れるしかありませんでした

どうして
小学生は黙食をしているのに
大人は4人まで飲み会していいの?

こんな問いを子供に聞かれたら納得のいく答えを教えてあげられるでしょうか。。。

誰かが悪いわけでもなく
誰かが徳をしているわけでもありません

みんなできる範囲のことで
我慢と楽しさのちょうどいい場所を探して
楽しんでいます


コロナウイルスは1例に過ぎません
きっと、多くの大人は、
どうしようもないことを受け入れながら大人になっていると思います


どうしようもないことに直面した時
あなたはどうしますか?

例えば、
⭐︎その事実を受け入れ過ぎないように
自分の心の箱に入れ過ぎないように
外に出してしまう手法


日記を書くとか
誰かに話すとか


⭐︎出来事を細分化して考えてみる
そうすることで、本当にできないことなのか?
できることはあるのではないだろうか?
と、改めて今の自分ができることを発見することができる


偶然を偶然で終わらせない

私が普段から心がけている行動指針があります。
それは、
「偶然を偶然で終わらせないこと」


私は、自分ではどうしようもできないこと
良いこともネガティブなことも。

この偶然から起こった出来事は、
私になんの意味があり
今の自分には何ができるのだろうかと、考えるようにしています。

(大切な方の命や大病に関わる「どうしようもないこと」の時は、こんな呑気なことを考えられないかも知れませんが、あくまで、小さな「どうしようもないこと」の場合です)

こういう考え方は
東洋哲学の論語などで多く示されているので、
東洋哲学好きの私は、
根っから染み付いているのかもしれません


小さな憤りは毎日の中にたくさん隠れています。

朝の渋滞が、いつもよりちょっとだけ酷い とか
いきたいお店のランチが予約でいっぱいだった とか


正直、7月に、20日間も仕事を休むことになるなんて
私も予想もしていなかった「まさか」の何者でもありませんでした


誰のせいでもない
仕方のないことと頭で分かっていたけれど
憤りのない気持ちでいっぱいになっていた自分


揺れ動く気持ちは
柳の木に例えられます

大きく
しなやかに
これが、嵐にも負けない強さなのだと

普段、あれもこれもとよく動く「陽タイプ」の私は、
反対の「陰タイプ」を学ぶことで、
人としての深みを出すことができ
また、新しい一面を見つけることができます

この20日間は、
「陰を学ぶ期間である」

私はそう定義し
偶然のお休みを
家族や自己と向き合う20日間としました


7月は
私に必要な休暇であったと
今なら感じることができます

遠くの親戚より、近くの他人ということわざがあるように
多くのご近所さんが
アイスやら日用品の買い物やらを届けてくれ
人との繋がりを再認識することができました

産後の休暇以来、20日間も子供と一緒にいる機会もなかったので
たくさんの成長を見届けることができたと同時に
子供の観察時間にもなり
今後、息子の良さを伸ばすためにどんな教育を選択しようかと
考える機会にもなりました

今度の自分についても
たくさんたくさん、考える時間となりました


毎日に追われていると
日常をこなすことにいっぱいいっぱいに

そうすると、
本当に自分が望んでいる気持ち
本当の幸せを
感じている暇もなくなってしまい
自分を見失ってしまうことも


「小さなどうしようもないこと」がやってくる日もあり
「大きなどうしようもないこと」がやってくる日もある

この現実を受け入れ
自分がどう揺れ動くのかを楽しむこと

陰極まれは陽となり
陽極まれば陰となる

陰と陽
良いことと苦手なこと
活動的な楽しいことと静的な心休まること

両方があって
初めてバランスが取れるというもの

20日間の休暇で得た静的なものを
8月から大爆発させていきたいと思います!

毎日がほんの少しだけ楽しくなる
ヒントになれば嬉しいです





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