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4/7 (水) の気になるニュース


①6期目の基本計画、社会実装力の強化を目指す

1本目の記事は社説から。政府が策定した第6期基本計画で”イノベーションの創出”を強く打ち出しました。

気候変動や高齢化社会といった社会課題に対して、科学の知を結集して解決に当たっていくことがこれまで以上に求められることになるでしょう。また、技術が高度化する現代においてイノベーションを生み出し続けるには、産官学の連携が欠かせません。科学技術に関する政策決定にも目利き力を備えた理系人材が積極的に関与していく必要があると思います。

イノベーションは社会に広く受け入れられることが非常に重要です。人々がイノベーションによって恩恵を感じることができれば、そこから新たな需要やフィードバックが生まれ、次の研究へとつながっていくのです。

理念だけで終わることなくしっかりと実績を残せるよう、総合科学技術・イノベーション会議の舵取りにも期待したいですね。

②大阪でコロナ重症患者が急増

緊急事態宣言から1年が経った今もコロナ禍の収束は見通しがつきません。新規感染者数の増加により、医療体制が急激に逼迫している大阪では「まん延防止措置」に加え、近く「医療非常事態宣言」が発出される見込みとのこと。

仙台市では2月以降の新規感染者のうち、8割が変異型ウイルスによる感染だったという検査結果も出ています。また、変異ウイルスによる感染が判明した場合は退院により厳しい条件が課されるため、医療体制逼迫に追い討ちをかけかねません。感染の急拡大が変異型ウイルスによるものかどうかはまだ分かりませんが、これまで以上にしっかりと感染予防対策を徹底すべきだと思います。