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サウジアラビアの主要都市

サウジアラビアは中東のアラビア半島に位置するイスラム教の国です。
人口は3,400万人ほどですが、内1,000万人ほどは外国人が占めてます。

国土面積は日本の6倍ほどで、13の州からなってます。
西側が紅海、東側はアラビア湾。
ここでは主な都市を個人的な感想と共にご紹介します。

リヤド(Riyadh)

首都。リヤド州。サウジの政治・経済・金融の中心。
アラビア半島の真ん中に位置しており標高も600-700m。
そのため、非常に乾燥している。
気温は夏は50度近くに達するが、湿度が低い為意外と過ごしやすい。
洗濯物がすぐ乾く。
空港はKing Khalid International Airport(RUH)。

ジェッダ(Jeddah)

ジッダ。メッカ州。西側に位置する紅海沿いの都市。
紅海はダイビングスポットとして世界的に人気が高い。
イスラム教の聖地メッカの海外からの玄関口であるKing Abdulaziz International Airport(JED)がある。
イスラム教のハッジ(大巡礼)期間は短期間に大勢を受け入れるため、ハッジ専用ターミナルがある。
ちなみにメッカはイスラム教徒オンリーで他教徒は市街に入れない。
ジェッダは日本でいうと大阪ですかね、人口も多く商業も盛んでお伊勢さんも近いので。
夏は湿度が非常に高い。

ダンマン(Dammam)、ダハラン(Dhahran)、アルコバール(Al Khobar)

東部州の主要都市。これらの都市は隣り合ってる。
ダハランには国営企業のサウジアラムコの本社があり。
空港はKing Fahd International Airport(DMM)。
アルコバールは、隣国の島国であるバーレーンへつながる橋のサウジ側の都市。
サウジアラビアは石油・天然ガスが豊富な印象があるかと思いますが、
そのほとんどが東部州やアラビア湾上に存在してます。
世界最大のガワール油田があるのもこのあたりです。
また、ジェッダ同様、夏の湿度は非常に高い。

ジュベイル(Jubail)

アルジュベイル(Al Jubail)。東部州のアラビア湾沿岸にある世界でも有数の工業都市。
大規模な石油精製・石油化学・化学肥料の工場が多く集まっている。
主なアクセスは、ダンマンの空港から車で北に向かって1~1.5時間ほど。
私が良くいくのはここです。

ヤンブー(Yanbu)

サウジ西側のメディナ州の紅海沿岸に位置する工業都市。
サウジの工業都市は東のジュベイル、西のヤンブー。
ジェッダからは北に350kmほど。
こちらはジェッダから遠いので空港あり(YNB)。
ただ先の通り資源は殆ど東側で取れるので、原料は主にパイプラインや船で西側から輸送。

ネオム(NEOM)

サウジの北西部、タブーク州の都市でアカバ湾に面する。
皇太子主導で超大規模スマートシティをつくる大都市開発プロジェクト。
近未来感のある素敵な計画が多くあるので別記事でご紹介します。

今後、道路事情や生活事情などアップしていきます。

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