【麻雀好きなら絶対に観ないと損する超能力系麻雀アニメ】咲-saki-

このアニメは、麻雀がより社会に浸透した架空の世界で超能力を彷彿させる女子高生達が腕を競い合う爽快感が溢れる物語りとなっております。

家族以外と麻雀を打った事がない主人公の宮永 咲（みやなが さき）が清澄高校の麻雀部の足りないメンツの1人として誘われて対局をするシーンから始まるのですが、半荘3対局で連続プラマイ0と言う普通に打ったら出来ない偉業をやりとげるんですね！

圧倒的な力量差だと気付いた原村 和（はらむら のどか）はサキに何故そんな打ち方をするのか聞いた際にサキはこう答えます。

「私、ずっと家族麻雀で負けるとお菓子が貰えなくて。
でも勝ちすぎても怒られたから。
気がつくと、こんな風に打ってました。

私、麻雀、好きじゃないんです。」

サキが麻雀を好きになれなかった理由が伝わりますよね。

ですが麻雀部部長の竹井 久（たけい ひさ）が本棚に置いてある本をサキが、どうしても読みたい事を餌にもう一度だけ対局する事約束させます。

そこでサキ以外の皆んなはプラマイ0を阻止しようとするのですがサキは嶺上開花を上がって
プラマイ0にしてしまう奇跡を可能にする強運の持ち主だと言う事が判明するんですよ。

そこで部長の提案でサキだけ1000点スタートで皆んなは33000点スタートにしてプラマイ0を目指す事になるんですね。

初めてサキが役満をあがる訳ですがサキは過去に役満を張っても崩してばかりで勝つ事の楽しさを知らなかった訳です。

そんなサキは家族に問題を抱えていて父親と2人暮らしをしていて、母親と姉は別居しています。

また昔のように家族で麻雀する事を夢みて姉とインターハイで麻雀を通す事で分かり合える日を目指すべく麻雀部に入部するんですよ。

全国に行く事をノドカと約束したサキは部活の一環で合宿する事になります。

リアルの麻雀に強いサキはネット麻雀で特訓を、逆にネット麻雀が強いノドカはリアルの麻雀を極める為に少しずつですがチカラを付けていきます。

嶺上開花使いのサキを筆頭に、全国中学生麻雀大会個人戦優勝の経験を持つノドカ、タコスが大好物で東場に強い片岡 優希（かたおか ゆうき）、染めてが得意な染谷 まこ（そめや まこ）、悪待ち全開の部長の竹井 久（たけい ひさ）。

この5人で全国に立ち向かう訳ですが、それぞれのキャラクターが立っていて得意な分野と不得意な分野を対局で出していく部分が丁寧に描かれているんですよ。

苦手な事をいかに克服して自分に打ち勝つか！

また、自分に出来ないと決め込んでいる思考をどう変えるか！

過去の経験や予測を駆使して競い合う少女達の姿に感動してしまいますね。

対戦高にも魅力的なキャラクターが豊富で、存在感をマイナスにする事で捨て牌を見えなくさせる鶴賀学園の東横桃子(とうよこ　ももこ)。

ラストのツモ牌で必ずツモる海底撈月の天江 衣（あまえ ころも）。

などと、他にも数えたらキリがないくらい様々なキャラクターがいます。

バトル描写もただ単に点数のやりとりだけでは無くて、異世界で天使と魔王に扮した姿でキャラクター同士が闘うなどの描写も白熱するバトルシーンが丁寧に描かれていますね。

このアニメはとにかくキャラクターの設定がしっかりしていてキャラクター自身の回想シーンが多岐に渡ります。

それ故にキャラクターの生い立ちや今を一生懸命生きる姿に感情移入してしまいますね。

漫画も2006年より雑誌連載が開始されていて2021年現在も連載中でシリーズ累計発行部数は1000万部を突破しています。

僕は過去に様々なアニメを観てきましたがDVD BOXを買ったのは、この作品だけですね。

麻雀のルールを知らなくても楽しめるアニメでルールを知らないで観た人が麻雀を始める社会現象すら起きた作品です。

また、基本的に女子高生の少女達がメインでパンツを履かない描写で描いている先駆けのアニメであり、百合要素も高めです。

阿知賀編や全国編も見どころ満載となっておりますので是非オススメしたい作品ですね(^^)

他にも色々なアニメについて話していますので宜しければ聴いてやって下さい(^^)

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