《絵本レビュー》へんてこたいそう

2021年4月22日 20:53

こんばんわっ！
実は最近、夜な夜なプラ板にハマっています。

なかなか、簡単なようで難しいですし、わたしってこんな不器用だったんだと思い知らされます（笑）

んさっ、今宵もやっていきましょう。
レビューする絵本は【へんてこたいそう】です。
作者は、新井洋行さん。
初版は、2021年4月です。

《ストーリーについて》

街のマークが体操を！？
いろんなマークがヘンテコな体操をします。

トイレを表すマーク。
出口を表すマーク。
ゴミ箱を表すマーク。
熊の危険を知らせるマーク。
プールを表すマーク。
横断歩道を表すマーク。
お風呂を表すマーク。

さぁ、一緒にやってみよう！
マークへの興味がわき、思わず一緒にやりたくなる新感覚絵本です。

《10コの好きなところ》

①表紙は、トイレを表すマークが大きく描かれていて、誰もが目にしているマークなので興味が湧きやすい。

②見返しは、街がマップみたいに描かれていてそこにさまざまなマークもついているので、子どもにも教えやすい。

③題字の文字も、黒くて可愛い書体なので、親しみやすい。マークとバランスがとれている。

④絵は、〝へんてこたいそう〟というだけあって、さまざまなマークが面白い動きをしているところ。

⑤文も、体操にあわせて『いっち　に　いっち　に』と掛け声が書かれてあるところと、きちんと物語になっているところ。

⑥そもそも、マークがこんな風に、へんてこな体操をしているところが面白いし、違和感がない。

⑦しかも、体操が本当によく考えられていて見ていたらマークを覚えられそう。

⑧特に、ゴミ箱を表すマークのロボット体操とか最高で、ゴミがたまっていく様子もおもしろい。

⑨からの、熊危険のマークから熊がでてくるところとか、とんだハプニングで物語が盛り上がる！

⑩最後は、極楽のお風呂のマークで、ハッピーエンド。

《読み聞かせをしてみて》

娘たち（7才・5才）は、

『これさ、トイレでみたことあるマークよね？おとことおんなのこよ？』

『おうだんほどうのマークはさ、ぼんおどりみたいなたいそうねっ、アハハ！』

『クマキケンのマークはさ、まだみたことないよねっ？ママ！クマがでてくるなんてこわいからいきたくないよね？ママ！』

って、言ってました。（笑）

わたしは、公共のマークがこんなへんてこ体操していたら絶対みるし！って思いながら読み聞かせしました。

《おしまいの言葉》

公共標識って、本当よく考えられているなぁって思います。一目でシンプルでわかりやすいし覚えやすいんですよね。

娘たちに教える時も、すぐ理解してくれるので、ありがたいんです♫

なんか、調べたら色々面白い標識もたくさんあって改めてマークに興味をもつ一冊になりました。

☆彡

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