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《絵本レビュー》つくし

こんばんわ!

今日は、暖かかったですねぇ。
17℃まであがったんですよ。

でも、影のところは冷たく感じるので、何を着れば良いか困る毎日です。

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【つくし】です。

作者は、甲斐信枝さん。
初版は、1994年3月です。


《ストーリーについて》

つくしは、春の素敵なご馳走。
天ぷらや卵とじ、つくしご飯もとっても美味しい。

つくしの根っこは、掘ってもキリがない。
あっちへウネウネ、こっちへウネウネ、どこまでも伸びています。

あれ?
つくしと、つくしに似たすぎなは、根っこのところどころにくっついている!?

それから、つくしを揺らすと緑の粉がパァー!?

不思議がいっぱい、つくしのことが解る一冊です。


《10コの好きなところ》

①表紙が、つくしがたくさん生えている絵で春の訪れを、感じる。

②本のサイズも大きめで、つくしのデティールたっぷりでとても、見やすい。

③題字の文字は、つくしを彷彿させるような緑色の太めの明朝体。

④絵も、つくしの一年の成長過程がリアルに描かれているので、実際に娘たちと見つけに行こうという気になる。

⑤文は、まるでつくしの教材のごとく、とても詳しく書かれていて、これ一冊読めばつくしのことが解るくらい。

⑥つくし料理の絵はとても、美味しそうだったので今季は、作ってみようという気になるところ。

⑦つくしと一緒に、季節の花々や昆虫たちが描かれているところも季節を感じる。

⑧つくしの根っこがこんなに、ウネウネと伸びて繋がっている事実にビックリ。

⑨夏から冬にかけての土の中での、つくしの様子も知ることができる。

⑩最後は、つくしとすぎなは仲良し家族で、ハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『つくしってさぁ、たべられるのねっ!!!たべてみようよ、ママっ♫』

『こんどさ、つくしさ、ほってみようよぅ、ねっこもさ、つかまえよっ?』

『かふんってね、クシュンクシュンってなるんだよ??』

って、言ってました。(笑)

この絵本を通して、つくしのことを知ってですね、なかなか興味深いなぁって思いながら読み聞かせしましたね。


《おしまいの言葉》

春は、草花が芽吹きますよね。
景色全体が、フレッシュグリーン一色にみえます。

土から、ここぞとばかりに顔を出して、元気いっぱいに成長しているイメージです。

わたしは、春はすごく体力がいる季節だと思うんです(笑)

こう、年々歳を重ねて春が来るたびになんかかまえるんですよね。

芽吹くような力が、足りないのかもしれません。

どこか、寂しい感覚になる春は、遠い記憶が戻るような思い出すような、そんな感じなんです。

まぁ、今年の春は、つくしを食べて英気を養うか(笑)エイエイオー!

☆彡










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