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《絵本レビュー》どうぞのいす

こんばんわっ!

今日は一段と朝から暑かったです。
桜が散ったのはもうずいぶんと遠い記憶のように感じます。(笑)

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【どうぞのいす】です。

作者は、香山美子さん。
絵は、柿本幸造さん。

初版は、1981年11月です。


《ストーリーについて》

うさぎさんが、小さなイスを作って野原の木の下に置きました。

そのそばに『どうぞのいす』と書いた立て札も立てました。

ある日そこへ、ろばさんがやってきて、どんぐりの入ったカゴ置いてお昼寝をしているうちに....。

読み継がれて40年、伝えたいのは『どうぞ』の気持ち。心に残る名作絵本です。


《10コの好きなところ》

①表紙は、〝どうぞのいす〟を作ったうさぎさんが描かれていてカワイイ。椅子に短いしっぽをつけているところも愛しい。

②見返しは、季節が秋なのかオレンジっぽい用紙で物語と一体感を感じる。

③題字の文字も、椅子の素材になっている木をモチーフにしたような書体で素敵。

④絵は、食べる動物と食べ物が変わっていくところがテンポよく描かれていて美味しそうだし、かわいい。

⑤文も、ロバさんがお昼寝ている間に、動物たちが〝どうぞのいす〟に置いている食べ物を食べて自分が持っている食べ物を椅子に置くという構成がとても優しい。

⑥温かみのあるタッチと色味でさらに物語の優しい部分が引き立つ。

⑦文のレイアウトも、同じ場所にレイアウトされているので読み手は読みやすい。

⑧誰一人として、食べてしまうだけではなくて、後の人のことを考えているところが日本っぽい。

⑨ロバさんが寝ぼけながら勘違いしているところが面白い。

⑩最後は、夕暮れに染まる〝どうぞのいす〟をバックに、ハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『うさちゃんがつくったイスさ、うさぎのミミみたいになってて、かわいいねっ♡』

『ろばさんもさ、なんでおきないんだろうね。ぜったいさ、たべてるおとうるさいやろ?』

『くまさんさ、おおきなくちあけてたべてるから、はやくなくなるよっ!』

って、言ってました。(笑)

わたしは、この〝どうぞのいす〟が優しさの塊だし、これこそ平等精神だなぁって思いながら読み聞かせしました。


《おしまいの言葉》

うさぎさんが良いことを思いついて作った〝どうぞのいす〟が優しさの連鎖を生むんですよね。

後の人のことを考える、でも欲には勝てないみたいな(笑)

なんだろう、戒めや禊みたいな感じなんですかね。でも、終わりよければ何でも良いと思うんです。

欲があるからこそ、人にも優しくなれるというのも一つあるかもですねっ。

☆彡

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