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《絵本レビュー》おにはうち!

こんばんわ!
今日は節分ですね。
もう、豆や恵方巻は食べられましたか?

我が家は、そこに追加してシュークリームと揚げパンまで食べて胃もたれしております。
(病み上がりなのに)

本当に邪気を払って良いご縁が来ることを切に祈ってます(笑)

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【おにはうち!】です。

文は、中川ひろたかさん。
絵は、村上康成さん。

初版は、2000年11月です。


《ストーリーについて》

主人公は、オニのにおくん。

オニだと言うことは知らずに、におくんは、子供たちと野球をして楽しみます。

運動神経抜群のにおくんは、活躍し園長先生も助けます。

助けたあと帽子が取れて園長先生にだけ正体がバレてしまいました....!!

そのあと豆まきをする子供たちを前に、におくんはどうするのでしょうか?

におくんの可愛さが光る、みんなで仲良しな物語です。


《10コの好きなところ》

①表紙が、梅の花とグローブをはめてボールを持ったにおくんが描かれていて節分にぴったりな絵本ということがわかる。

②本のサイズは、大人も子供も持ちやすいサイズだと思う。

③題字の文字は、主人公のにおくんが書いたようなフォントで最後に〝!〟マークがついているところも強調されてて良い。

④絵も、シンプルなんだけれど、におくんの心情や運動神経抜群な動きがきちんと伝わる。

⑤文は、全て話し言葉で子供たちに伝わりやすいように書かれている。

⑥きっと、口をあげればキバがみえるので、におくんは、話してないところがグッとくる。

⑦その裏には、怖がられたくないことやみんなと仲良くしたい気持ちがあるんだと思う。

⑧梅の花が開花する節分の時期だからなのか、絵の背景はパステルイエローというところが素敵。

⑨園長先生の固定観念のなさが、とても優しいし園児たちにその優しさを教えるところも感動。

⑩最後は、におくんとまた野球の続きをしてハッピーエンド!


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『におくんみたいなオニさんだったらかわいいよねぇ♡』

『でもね、やきゅうって、あぶないんだよ?だってね、ぼーるがね、とんでくるんだよ?』

『におくんってさ、スポーツとくいなんだねっ!すごいねぇ!!』

って、言ってました。(笑)

わたしは、におくんが人間の子どもたちと純粋に遊びたがっている様子がなんかこうグッときましたね。


《おしまいの言葉》

こんな可愛いオニがいたら仲良くなりたいですよね。

次女が帰宅してすぐ『オニってね、自分のわるい心なんだよ?』って言ってきたんですよね。

どうやら、先生から教えてもらったようです。

悪い心かぁ....。
まぁ、悪い心ありますよねっ。
ストレスたまった日にはそれはもう(笑)

だから、こうして今年の節分も自分の邪気を祓うために豆をたべるわけです。

欲です欲っ!!!!

☆彡



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