《絵本レビュー》サンタのいちねんトナカイのいちねん
こんばんは(^^)
お久しぶりです。
クリスマス間近ですねっ!みなさまいかが過ごしでしょうか?
わたくしクリスマスが個人的に超大好きでしてハイ、床に臥してばかりじゃいられなくなった(笑)ので今日は【サンタのいちねんトナカイのいちねん】のレビューをしたいと思います。(いや、どんな理由っ)
作者は、きしらまゆこさん。
初版は、2008年10月です。
《ストーリーについて》
クリスマスまでの1年間、サンタさんやトナカイさんは何をしているのかな?
春夏秋冬の過ごし方は、クリスマスに向けて!
前から読むと…「サンタの1年」
後ろから読むと…「トナカイの1年」
2つのお話が、真ん中でつながる!
楽しくって可愛いクリスマス絵本です。
《10コの好きなところ》
①表紙、裏表紙が、それぞれサンタさん、トナカイさんと2冊を1つに合わせた、つくりになっている。(なんだか、お得感もあります)
②見返しも、雪が降っている絵が描いてあり冬を感じるところも素敵。
③題字の文字が、白文字の黒縁でポップな書体が絵とマッチしている。
④絵は、サンタさんもトナカイさんももちろん可愛いんだけど、見るべきところは背景に物語があるところ。(例えば、サンタさんが手紙の返信を書いている時に、ネコが手伝っていたり、ゴミ箱にそのネコが手伝ったシールがたんまり捨ててあったり…)
⑤文は、春・夏・秋・冬に分け、クリスマスに向けてのことが書かれているところ。
⑥また、本文も読んでいてクリスマスの期待値が高まったり、応援したくなるような気持ちにさせてくれる!(フレーフレーサンタさん!フレーフレートナカイちゃん!)
⑦そして、右開き左開きに対応した文章になっている!(右開きは縦文字、左開きは横文字)
⑧とりあえず、この絵本を読むと2人ともクリスマスが終わった後が1番ホッとして、のんびりした時間が流れているところが人間らしくて共感がわく。
⑨ところがクリスマスにかけて、どんどん追い込みをかけるところにまたまた共感できる(笑)
⑩最後は、絵本の真ん中で落ち合いクリスマスに向け出発しハッピーエンド!
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(8才・6才)は、
『トナカイさん はるになったら ダイエットはじめるんだね』
『それぞれさ クリスマスまでのさ やくわりがあるんだよっ』
『12がつ24かの よるに しゅっぱつしてるよ さむいよねっ?』
って、言ってました。
私の感想としては、もうクリスマスのために生きてらっしゃるなっていうくらいのプロフェッショナルな2人を感じました。(笑)
《おしまいの言葉》
毎年、この時期になると子供達のプレゼント要望の声があちらこちらから聞こえてきますよ(笑)
イルミネーションを、チラホラ車窓からみると、なんだか勇気やワクワクをもらうんですよ。
あぁ、自分はクリスマスが大好きなんだなって今年もまた実感するんです。
そうやって、勝手に心が救われるんですよね。
それもこれもみーんな、この絵本に登場する様なサンタさんとトナカイさんのおかげですねっ(^^)
☆彡
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