《絵本レビュー》こわめっこしましょ

2021年2月6日 22:21

こんばんわ！

今日は土曜日ですね。（花金ではなく花土です、わたしだけ）

公園にいるカルガモたちは、足をのばしたり日向ぼっこをしたりですね、すっかり春を感じていましたよ。

最近、朝晩の寒暖の差と乾燥で喉いがいがします。
皆さまもお気をつけてくださいね(^^)

んさっ、今宵もやっていきましょう！
レビューする絵本は【こわめっこしましょ】です。

作者は、tupera tuperaさん。
初版は、2018年5月です。

《ストーリーについて》

こわめっこして遊ぼうよ！

一つ目小僧に、フランケンシュタイン。
魔女にゾンビ、それから赤鬼。

泣いたら負けで、読者と勝負です。

はたして、泣かずに勝利することはできるのでしょうか？

読者参加型の、結構怖いかもしれないハラハラドキドキな一冊です。

《10コの好きなところ》

①表紙がニコニコした一つ目小僧の絵で全然怖くないと思わせて.....とのころろにフリを感じる。

②見返しも、黄色い用紙でハートや星などの柄で一見楽しそうな印象をかんじる。

③題字の文字は、丸いオリジナル書体で、怖さが一切消されているところ。

④絵も、キャラクターのニコニコ優しい感じからのすっごい怖くなる表情をしているギャップのところが面白い。

⑤文は、読者参加型なので小さな子どもでもわかる様に書かれているところ。しかも、それぞれのキャラクターが言いそうな言葉も素敵。

⑥本文の書体もキャラクターに合わせて作られていてこだわりを感じる。

⑦とにかく、各キャラクターたちが怖いし迫力がある。

⑧脅かすページの背景が真っ黒というところも、更に怖さが倍増する！

⑨ラスボスではないけれど、最後に登場する鬼がとてつもなく怖い。

⑩最後は、読者が勝ってのハッピーエンド！

《読み聞かせをしてみて》

娘たち（7才・5才）は、

『まじょがさぁ、なすびみたいでおもしろいねぇ〜』

『ゾンビなんてさ、めだまがおちてるよーひゃひゃひゃ』

『ぜんぜん、こわくないし！わたしたちなかないもんねーだ！』

って、言ってました。（笑）

わたしは、この怖さの絵のクオリティに胸をときめかせながら読み聞かせしました。

《おしまいの言葉》

〝にらめっこ〟はしたことありますけど〝こわめっこ〟は初めて聞きました。

最初に登場してきた、可愛い一つ目小僧が次のページでは、目が血走った恐怖の表情に変貌するんですよね。

結構怖いんですよ！
娘たちも、心の中ではゾッとしてたと思います。

なぜなら、口をアングリとあけて静かにみてたんですから（笑）

☆彡

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