《絵本レビュー》ほげちゃんとこいぬのペロ
こんばんわ!
今日は、天気がよくて過ごしやすかったんですが、なんか目がかゆ.....。
いやいや、朝から部屋を娘たちとお掃除できて、まぁそれだけで満足な日になりました。
んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は、【ぼげちゃんとこいぬのペロ】です。
作者は、やぎたみこさん。
初版は、2016年11月です。
《ストーリーについて》
ゆうちゃんのおうちで、可愛い子犬のペロを預かることになりました。
『かわいいこと!』
『おりこうだなぁ』
家族は、みんな子犬に夢中です。
1人放って置かれたほげちゃんは、もちろん、おもしろくありません!
その夜、ほげちゃんは怒って!?
ぼげちゃんと、子犬のペロと、ネコのムウの3人だけの秘密で仲良しな物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙が、ペロに噛み付かれていても、笑っているほげちゃんの、仲むつまじい絵が描かれていて、すでに面白そう。
②見返しは、ゆうちゃんの近所の街並みと、さとこおばさんが抱き抱えているペロが描かれていて物語が始まる予感がするところ。
③題字の文字は、丸めのゴシック体で優しいほんわかした感じが伝わる。
④絵も、1日だけペロを預かることになったほげちゃんが、ほったらかしにされて怒る様子が可愛く描かれている。
⑤文は、怒ったほげちゃんがペロに優しくされてコロリと心を許すところが、コミカルに書かれているところ。
⑥本文の、レイアウトの仕方が感情に合わせて大小、文字の大きさを変えているところ。
⑦最後のページには、オマケの〝ホゲちゃんすごろく〟が付いているところ。読者は嬉しい。
⑧ペロのお世話で、てんやわんやになっているほげちゃんが面白いし、それでもしっかりお世話をしているところもジンワリ感動する。
⑨遊び疲れていて、ペロとムウとホゲちゃんでくっついて寝ているところなんて、最高に可愛い!
⑩最後は、さとこおばさんがペロのお迎えに来てハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『あははははっ、ペロって〝チンチン〟しないのねっー』
『ほげちゃんってね、みんながみてないときに、しゃべるんだよーーーー?』
『ネコってね、きままなんだよね。でも、ムウはおりこうん♡』
って、言ってました。(笑)
わたしは、この2匹の動物とホゲちゃんが、言葉は通じずとも、仲むつまじい感じがなんとも言えない気持ちにさせてもらえました。
《おしまいの言葉》
この、言葉は通じずとも仲良くできるってなんだか共感できるんです。
それは、自然の中にいることもそうですし、
動物と戯れているときもそうなんですよね。
外国の方と話すときもそうかもしれません。(笑)
なぁんか、だからこそっていう気持ちもあって、楽しかったり、より伝えたいなって思ったりするのかもしれません。
言葉の障害があるのも、またそれも良しですね。(^^)
☆彡
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