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《絵本レビュー》モルモットのちゃもとけだまーず

こんばんわ(^^)
今日は、それほど暑くなく曇っているなと思っていたら、もう梅雨に入っているところもあるんですね。

なんか、ドンドンと時が過ぎていきます。
もうすぐ娘の運動会があるんですが、どうなることやら。

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【モルモットのちゃもとけだたーず】です。

作者は、なかやみわさん。
初版は、2021年3月です。


《ストーリーについて》

ちゃもは、とっても臆病なモルモットの男の子です。

毎日、仲間たちと一緒に、にじいろ公園〝モルモットのへや〟で暮らしています。

なかでも、モルモットたちの遊び場〝モルやま〟は、子どもたちにも大人気!

でも、ちゃもは〝モルやま〟まで行く橋を渡ることができません。

悩んでいたある日、ほわほわの小さい〝毛〟のかたまりの〝けだまーず〟が現れて…

ちゃもが〝けだまーず〟と出逢い成長していく勇気と友情の物語です。


《10コの好きなところ》

①表紙は、ちゃもが〝けだまーず〟とともに走っている様子が仲睦まじく、かわいい。

②見返しは、モルモットの仲間たちがそれぞれ名前と特徴も書かれていて一目で解りやすい。

③題字の文字は、吹き出しがあったり縁取りがあったりと、楽しそうで賑やかなイメージがする。

④絵は、モルモットの愛くるしい動きが柔らかいタッチで表現されていて、いろんな毛並みの種類が描かれているところも、さらにモルモット好きとしてはたまらない。

⑤文も、主人公のちゃもの臆病で優しい性格が表現されているし、不安からの成長する流れが素敵。

⑥〝モルやま〟というモルモットたちが登ったり降りたり隠れたりする遊び場が、楽しそうに感じるくらい丁寧に描かれているところ。

⑦モルモットの生態もストーリーを通じてわかるので知識にもつながる。くっついて寝ているところなんて、可愛すぎる。

⑧そして、〝けだまーず〟っていう毛玉たちの名前が最高だし、喋るところも粋!

⑨物語の途中で読者が楽しめる迷路が2つも用意されているところ。(子どもが喜ぶ)

⑩最後は、臆病を克服してハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『わたしはね、モコモコしている〝もじゃちゃん〟がすき♡』

『けだまーずはね、ちゃものけだまなんだよ?しってた??』

『めいろがさ、おもしろかったよね♪できたよっカンタンカンタンッ♪』

って、言ってました。(笑)

あー、主人公のちゃもの気持ちわかるなぁって思いました。臆病だけど、思慮深くて優しいんですよね。
応援しながら、読み聞かせしました。


《おしまいの言葉》

ちゃもちゃんが成長しようと頑張っている様子を娘たちに重ねたり自分に重ねたりしましたね。

やっぱり、頑張っている姿ってたまらないんですよね。あとは、頑張れる事があるっていうのも幸せなのかもしれませんね。

〝けだまーず〟が言うように無我夢中になれば大丈夫なんでしょうよっ♫

☆彡



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