《絵本レビュー》たいくつなにちようび
こんばんわっ!
今日は、あいにくの雨で次女の親子遠足は中止となりました。
それで、通常通りの登園になったんですが、お弁当を忘れたりお姉ちゃんとリュックを入れ違いで持ってたので家を3往復もし....
結局朝っぱらから2時間近く運転してしまいました。(ゴーン)
それでは今宵もやっていきましょう。
レビューする絵本は【たいくつなにちようび】です。
作者は、MICAOさん。
初版は、2021年3月です。
《ストーリーについて》
ものすごく、楽しみにしていたお休みの日が、親の都合で急にガッカリなことになっちゃった...
そんなあなたに来てほしい。
針と糸から生まれるワンダーランド。
〝サーカスの基本プログラム〟
ジャグリング
火の輪くぐり
空中ブランコ
綱渡り
さぁ、どんなスペシャルなパフォーマンスになるのでしょうか?
楽しみにしていた日が、ガッカリな日になっちゃったアナタに贈るエンタメ物語です。
《10コの好きなところ》
①表紙が、刺繍ができる女の子が針と糸を持ってコチラをみているところが描かれていて、ちっちゃくって可愛い。
②本の見返しが、男の子と犬のポポがお母さんから遊ぶ約束をドタキャンされてトボトボ散歩に行っている様子が描かれていて、ここからもう物語が始まっている。
③題字の文字も、刺繍で縫ったようなデザインになっていて可愛いし、丸っこいフォルムも物語とマッチしている。
④絵も、本当に、刺繍で縫っているところが多々あって、そこがキーポイントにもなっているところ。
⑤文は、刺繍でチクチク縫っている様子が凄くスピーディーにそして華麗に出来上がるところが表現されていておもしろい。
⑥サイズも、小さめなので外出時も持ち運びやすいし、子供も持ちやすい。
⑦水彩画と、刺繍の絵の組み合わせが、馴染んでいて、とっても可愛い。
⑧うさぎさんと、いぬくんの綱渡りのシーンは圧巻!いぬくんがエサの骨で気合が入る!(笑)
⑨スペシャルゲストが、かいじゅうくんがのびのびダンスをしているところが、すごく楽しそうなところ。愛嬌たっぷり。
⑩最後は、刺繍糸を引っ張って毛糸に戻してハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たち(7才・5才)は、
『サーカスいいなぁ、わたしもいってみたいなぁ、ママはいったことあるんでしょ?』
『ライオンさんはさ、〝け〟がもえて、だいじょうぶたったのかなぁ、しんぱい』
『このわんちゃんって、くいしんぼうよね(笑)あはははは』
って、言ってました。
わたしは、この刺繍使いの女の子のポテンシャルが高いなって思いながら読み聞かせしました。(^^)
《おしまいの言葉》
人を楽しませたいエンターテイナー気質の人って、純粋な無償の愛でやってますよね。
こんな風に、刺繍でサーカスできたら一気に何人もの人の休日の日が幸せになること間違いなしです。
幻想のような手品のような、愛のある、そんな絵本でした。
☆彡
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