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《絵本レビュー》大工のポンとダイダイカズラ

こんばんわっ!

こんばんわ(^^)
もう、GWに入ったのだと長女に教えられました。(そうか、もうGWか....)

女の子の日でお腹が痛かったので、夕飯はガストへ。なんやら、キャンペーン中で小皿を2枚ももらいました。
やっぱりGWかと実感しましたね笑

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は【大工のポンとダイダイカズラ】です。

作者は、ヒサナガさん。
初版は、2021年2月です。


《ストーリーについて》

たぬきのポンは町の大工さん。
勝手にものを作っては、みんなに自慢します。

でも、いつも反応がイマイチです。そんなとき出会った隣町に住むきつねのコン。

コンに、言われた言葉に驚いて立ち尽くすポン....。

みんなに褒めてもらいたいポンと、自分がやりたくてやっているだけのコン。

二人の出逢いで、ポンが成長していく過程に心が洗われる物語です。


《10コの好きなところ》

①表紙は、大工のポンが木材を抱えているところが描かれていてすでに物語の楽しそうな予感がする。

②見返しが、茶色い用紙でポンの毛並みの色に似ていて物語とマッチしている。

③題字の文字も、リズムのあるレイアウトで、茶色とモスグリーンの配色がかわいいし、太い書体もポンっぽい。

④絵は、ポンの表情や行動を素敵な自然と優しいタッチで描いているところ。

⑤文も、キツネのコンと出逢う前と後のポンの変化が心情たっぷり表現されている。ポンの成長が見逃せないし、コンの達観した考え方にも脱帽。

⑥人が喜ばないようなものを作っては、煙たがられるポンのメンタルを尊敬。大工さんっぽい性格で、泣くんじゃなく怒るという。

⑦ダイダイカズラのツボミが話のキーポイントになっているところ。

⑧夜中にポンとコンが出逢う流れや互いの想いや性格の違いなど、ほんと面白い。

⑨コンとの会話の中で、ポンのマインドが変わっていくところが、本当純粋で素敵。ポンのファンになる。

⑩最後は、立派な大工さんになったポンが大工教室で動物たちに教えてハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『ぶらんことかはさぁ、よろこんでいいのにねー』

『ダイダイカズラってさ、つまりでんせつのはなってことー?』

『コンちゃんはさぁ、まいにちえらいよねぇ、でもさよるだからこわくないのかなぁ』

って、言ってました。(笑)

キツネのコンの素敵な考え方をきいて、マインドが変わったポンの純粋さを讃えながら読み聞かせしました。


《おしまいの言葉》

誰かの言葉で、ストンと腑に落ちて考え方が変わることってありますよね。

なんだろ、私の場合ともだちには恵まれてると思ってて、相談すると的確に返ってくるんですよね。(笑)

本当すごいんですよ。(ありがたやぁ〜)

この、ポンもきっとコンと親友になったことでしょうよっ!

☆彡

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