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《絵本レビュー》どんぐりむらのぱんやさん

こんばんわ(^^)

昨日は、夜更かししてたので今日は眠い眠い&引き続き顎と歯が痛い日でした。

明後日は、また歯医者さんへ…もーほんとに歯医者さんは嫌です(笑)

んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューするのは【どんぐりむらのぱんやさん】です。

作者は、なかやみわさん。
初版は、2011年9月です。


《ストーリーについて》

〝いらっしゃいませ!どんぐりパン屋さんへようこそ!〟

どんぐり村のパン屋さんは、夫婦で朝から大忙し。

ある日、ふたつぶの子供達は、楽しみにしていた遊園地が延期になり、自分たちで新作のパン作りに取り組みます。

そのパンが出来たら、遊園地に行けると思ったからです。

さぁ、どんなパンが出来るのでしょうか?

どんぐり新聞記者が書いたどんぐり新聞、パン屋さんごっこができる付録付の、パンのアイデアあふれる、あったか家族の物語です。


《10コの好きなところ》

①表紙は、どんぐり村のパン屋さんが繁盛さている様子が描かれていて、パンがとても美味しそう。

②見返しも、どんぐり村の住民がたくさん描かれていて、いろんな種類のどんぐりさんたちが可愛い。

③題字の文字は、濁点の部分がどんぐりのデザインになっているところにこだわりを感じる。

④絵は、おいしそうなパンの数々と、どんぐりを彷彿させるような室内のインテリアを見つけるたびにニヤけてしまう。

⑤文は、パン作りの夫婦の忙しさと愛情や、子供たちの遊園地へいくためのアイデアが丁寧に書かれているところが素敵。

⑥登場キャラクターの多さも見ているだけで楽しいし、最後のページに仲間たちの紹介がされているので、性格も知ることができるところも良い。

⑦日夜、お客さんのためにパン屋のパパが頑張っている様子、それから素直にママの意見を聞くところに夫婦愛を感じる。

⑧しかも、こんな忙しいパパは、子供たちのお迎え担当だという…イクメン!

⑨子供達のパン作りが、新作のパンのヒントになる流れが面白い。

⑩最後は、新作パンと共に今日も大繁盛でハッピーエンド。


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(7才・5才)は、

『こどもたちだけで、パンつくれるなんてすごいね!』

『でもさ、わたしたちだって、クマさんクッキーつくれるからパンもつくれるとおもうぅ』

『あーあー、どんぐりパンたべたいなぁー10コはたべれる♡』

って、言ってました。(笑)

こんな、アットホームな雰囲気でパン屋さんができるこの家族は幸せでしょうね。
羨ましいなと思いながら読み聞かせしました。


《おしまいの言葉》

なんか、パン屋さんの日常を垣間見たような気になりました。

まぁ、何の仕事も大変ですよね。
子供がいれば育児も立派な仕事ですし。

はぁ、1人じゃ何も出来ないんでしょうね。
人間というものは。

誰か、頑張った先に喜んでくれる人がいるというのは幸せなことだと、こちらの絵本に教えてもらいました。

☆彡


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