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《絵本レビュー》手と手をつないで

こんばんは(^^)
うちには、ハムスターが2匹いるんですけど、最近バッタを捕まえて乾燥させて食べさせているんです。

なんだろ、娘たちもバッタをハムちゃんのために捕まえる事に燃えてますし、ハムちゃんの食いつきも凄いですし、なんだか私も嬉しいんです。

バッタに感謝なんですよね(笑)
んさっ、今宵もやっていきましょう!
レビューする絵本は、【手と手をつないで】です。

文は、マーク・スペアリングさん。
絵は、ブリッタ・テッケントラップさん。
訳は、三原泉さん。
初版は、2016年1月です。


《ストーリーについて》

小さな、その手をのばしてごらん。
さあ、手と手をつないで、2人で一緒にでかけよう!  

春夏秋冬、いろんなことも手と手をつないでいれば、なんでも楽しいし安心する。

大切な人と一緒に読みたい幸せを感じる物語です。


《10コの好きなところ》

①表紙は、手と手をつなぐ大きいネズミと小さいネズミが雨をよけている様子が描かれていて楽しそう!

②見返しは、赤い葉っぱが規則的にびっしり描かれていて秋の季節を感じるし心がほっこりなる。

③題字の文字が、グリーンからホワイトのグラデーションになっていてリズムがついているようなレイアウトが楽しいしナチュラル。

④絵は、どのページも手を繋いでいるネズミたちが愛しいし、寒い季節になれば赤いマフラーを一緒に巻いているところに愛を感じる。

⑤文は、どんな時も2人でいれば楽しみを探したり前向きでポジティブな表現で書かれている。

⑥春夏秋冬を通じて、五感が伝わるような書き方だったり自然や動物がたくさん描かれているところも、読んでいて清々しい。

⑦それは、まるで2匹が手と手をつないだら観える世界が何でも美しいようなことを見せられているようにも感じる。

⑧そして、自然と共存しているようにもみえて、なんだか羨ましい。

⑨物語は、ロマンチックなんだけど、ありふれた日常のような中に奇跡が詰まっている。

⑩最後は、一緒にくっついて、おやすみなさいでハッピーエンド!


《読み聞かせをしてみて》

娘たち(8才・5才)は、

『このネズミちゃんたち、なかよしねぇ♡』

『ねぇ、ママ!ネズミちゃんもさ、さむかったらマフラーするの?』

『にじがでたらね、いいことあるんだよ!!』

って、言ってました。

わたしは、なんてポジティブな物語なんだっ!って思いながら読み聞かせしました。(愛が、羨ましいっ)


《おしまいの言葉》

この、ネズミちゃんたちは春夏秋冬いつも2匹でいるようなんですよね。

わたし、最近歳とったなぁって思うのが、こうやって年がら年中2匹でいるわけじゃないですか。

どちらかが死んでしまったら、残されたネズミはどうなるんだろうて思うんです。

気持ちは対極するとおもっているので、すごく悲しくて不安になるんじゃないかなとかですね。

この世は、ずるいなって思うわけです(笑)
そんなことを今考えたって気持ちはどうすることもできないんでしょうけどねっ。

うちの、ハムちゃんたちも娘たちも長生きしてほしいなぁ〜っ。

☆彡




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