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気になるカタカナ模型用語

今日は雑談です。

どうにもカタカナ語が苦手で…って方、多いと思います。
確かに最近のIT用語やビジネス用語でのカタカナ語の氾濫は、聞いててナニソレ?ってなりますよね。

そういうのは別にして、日常の言葉でも意識しないでシンプルに間違ってる方も多いです。

よくある感じだと

ベットで寝る、バックにしまう、バットエンド、ホットドック

みたいな。耳で覚えていてあんまり元の英単語を意識していないからだとは思います。

bedbagbad endhotdog

という元単語を意識していたら間違ってるのがわかります。
日本人って語尾に濁音が来るのが苦手なんでしょう。

そうかと思いきや

人間ドッグ
dock(船の製造・修理のための施設のこと)

と逆パターンになりがちな単語もあったりします。
まあこの辺は通じるし日常会話ではそんなに気にならないわって感じではあります。


プラモ関連では

タイガー、ティーガー、ティーゲルやら、ムスタングとマスタングみたいなどっちが正解とは言いきれないようなものはまあ混在してても仕方ないですしそれほど違和感はありませんね。

外国語を正確にカタカナ表記するのは無茶な話なので、どうしてもしようがない部分はあるかとは思います。


そんな私的気になるカタカナ模型用語、まずは第3位

「キッド」

これはキット(kit)ですね。
なぜこれを間違えるかなぁと思いますが案外見かけます。
冒頭の dock なんかと同じパターンですね。


第2位は

「エッジング」

スケールモデルではすっかり当たり前になった、ディテールアップなどに使う薄い金属製パーツです。
こういうのですね↓

本来はエッチング(etching)といって薬品などを利用した金属加工の手法のことなのですが、パーツのエッジ(edge)がシャープになるからなのかエッジングって書いてる人をよく見かけます。



そして栄えある(?)第1位は

「フィギュア」

です。
模型関連では人間を模したものや、クレーンゲームの景品のような組み立て済みのディスプレイ用モデルを主にフィギュアと呼んでますね。

元の単語は figure で、本来は人間に限らず「形・図形・数字など」を表す単語です。

カタカナの「フィギュア」という表記は、フィギュアスケートや上記の模型的なフィギュアという言葉がごく普通にマスコミ・メディアで取り上げられていますのでほぼ一般的なものになっているのかなと思います。

ちなみに、フィギュアスケートは踊る人の形って意味ではなく、元々は氷上で滑った軌跡で図形を描いたことからそう呼ばれています。

マスコミ・メディアなどでふんだんに使われていて、まあほぼ標準語としては統一されているであろう単語だと思うのですが、案外浸透してないのか、妙な表記をたびたび見かけます。

フィギャ
フィギャー
フィギヤ

このへんはわからんでもないですが

フギヤ
フギア

ヒギア

となってくるとむむむ感アップ

フギャー
ヒギャー

みたいな断末魔の叫び声みたいになっちゃってる場合も…

フギャー!ヒギャー!

いや、わかるんです、わかるんですけどもモヤるんです!



番外

機動戦士ガンダムシリーズの宇宙世紀における裏の主役(?)シャア・アズナブルも公式に
シャア
という表記になっていると思います。

シャア

アニメ、マンガ、プラモやグッズの商品名などでは普通にシャア表記ですよね。

でも時々います。

シャー

って書く人!

これ見るたびに、猫の威嚇 を思い浮かべてしまいます。

シャー!

謀ったな!シャー!



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