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新旧プラモデルキットの例

過去に2回ほど、プラモデルという長期間生産できて流通するという商品の特殊性とその問題点などについて記事にしました。

変遷が判りやすい例がありましたので、今回はタミヤのWebカタログから1/35ミリタリーミニチュアのドイツ歩兵を見てみましょう。

No.はシリーズの番号です。
(画像はタミヤのウェブカタログより引用しました)


1969年 No.2 ドイツ歩兵セット

箱絵
公式の作例

【 初回発売月 】 1969年7月

直近(と言っても5年前ですが)の再販は2019年3月で税別500円。
まだ店頭などには流通在庫があるかもしれません。


2008年 No.293 ドイツ歩兵セット(フランス戦線)

箱絵
公式の作例

【 初回発売月 】2008年7月 本体価格1,200円(税別)
上記No.2をミリタリーミニチュア40周年を機にリニューアル。解像度が大幅アップです。


2024年 No.386 ドイツ機関銃チーム (大戦中期)

公式の作例

【 初回発売月(予定) 】2024年7月発売予定 本体価格1,700円(税別)

直接のリニューアルではありませんが、上2つに近いポーズの物が含まれています。

さらに解像度がアップ。服のしわなどものすごい表現です。
最新のキットは3Dスキャンで実物からデータを起こしているそうです。


比較すると…

このようにプラモデルも進化しています。
55年前のキットと最新キットでは解像度がえらい違いなのが判ると思います。値段は1/3以下ですけども、やはり古いのは今の目で見ると厳しいです。
時々再販がかかるようですが、安いとはいえ懐古的な理由以外では買う意味が感じられないのが判ると思います。

タイミングによってはこうした新旧キットの新品が並行して店頭に置いてあったりしちゃうわけなのです。



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