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大人の学び

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学びに関する読書記録や気づきなどをまとめます。
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#読書記録

自分らしいリーダーシップ=影響力を発揮するには?(読書記録)

 「リーダーシップ」って聞くと、「あ〜管理職目指す人?」「リーダーってなんか大変そう」などなど、ちょっと遠いイメージありませんか?  実は私も有冬典子さんの「リーダーシップに出会う瞬間〜成人発達理論による自己成長のプロセス〜」に出会うまでは、企業の中でリーダーを目指す人のもの、という印象で……。  それが、著者の有冬さんをお招きしたママボラン(現ママノバ)の読書会でがらっと印象が変わりました。  まず、リーダーシップの定義は色々あるけれど、ここではずばり「影響力」と定義

ドキドキ・ワクワクを広げる 「プレイフル・シンキング」

 ドキドキ・ワクワクで学び、働いていくことについて書いてある、上田信行氏の「プレイフル・シンキング」を読みました。 プレイフルとは プレイフル=ドキドキ・ワクワク。  ドキドキ・ワクワクするような新しい物事に取り組むときに、次の2つの心の持ちようがあるそうです。 Can I do it? →変化が怖い。評価軸は他人「よく見せたい」 How can I do it? →変化を楽しむ!評価軸は自分「よくなりたい」 メタ認知・省察で自分の経験に蓄える ドキドキとワクワクは同

学ぶ理由と方法を知る 「働く大人のための『学びの教科書』」

 中原淳氏の「働く大人のための『学びの教科書』」は、なぜ大人の学びが重要か?どう学べば良いのか?多数の学び方の事例が載った、まさに「教科書」でした。 学び、変わること VUCA時代と言われる昨今、常に学び続けないと変化に対応できない世の中になっています。  この、知識やスキルを学び直し、変化し適応させていく能力のことを「キャリアアダプタビリティ」と呼ぶそうです。  私の「学び続けること」の原点は、大学入ってすぐの講義で、「変化の激しい現代では、古い知識は陳腐化する!死ぬまで

最強のアウトプット「教える」をやり始めてみて

 学びをいかに定着させるか?それは、「教える」ことだそうです。以前読んだ「アウトプット大全」に照らし合わせながら体験をまとめます。 ラーニングピラミッド アメリカ国立訓練研究所による学習定着率の研究では、ただ講義を聞いたり読書をするだけでは1割程度の定着率が、人に教えることで9割まで伸びることがわかったそうです。  「教える」というアウトプットは、教えようと学び(インプット)、教えてみることで不十分な点に気づき(フィードバック)、足りない点を補うためにインプットして、その