ローフードのメリット2 多くの生の植物は、調理済みの食品よりも栄養価が高い。


脂溶性ビタミンを除き、ほとんどのビタミンは熱に弱く、タンパク質は加熱によって変性します。

ミネラルは比較的熱に強いものが多いですが、高温によって変性するものも存在します。

また、ファイトケミカルと呼ばれる栄養素やその他様々な栄養素の中には、熱に弱いものがあります。

加熱によって分解しやすくなったり、吸収されやすくなったり、強化される栄養素もありますが、【加熱によって失われる栄養素が多い】のも事実です。

また、【ローフードは基本的にホールフード(whole food・一物全体)の考え方に基づいており】、農薬などの化学薬品の使用の有無にもよりますが、できるだけ食品そのままを丸ごと食べることが推奨されています。

【大切な栄養素は皮や種の周囲に集中している】ことから、それらを余すことなく摂取しようとするローフードは、皮を剥いたり食べやすい所だけ使用する一般的な食事よりも栄養価に優れていると言えます。

そして糖質・脂質・タンパク質という三大栄養素以外の栄養素(ビタミン・ミネラル・ファイトケミカルなど)は、三大栄養素を効率よく活用するのに役立つ働きがあります。

様々な栄養素が豊富に含まれていることで、全体が効率よく循環するのです。


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