見出し画像

素直に謝るって大事だ①

親友のRがいる。
僕と歳は一緒だが、彼は医学部に通っているのでまだ学生をしている。勉強に熱心な傍ら、サッカー部も引っ張っている。おまけに小学校6年間はアメリカで過ごした帰国子女であり英語が堪能、さらにギターとバイオリンを嗜むというハイスペックマンだ。

こんなハイスペックな彼の1番の良さは、その誠実な人柄である。誠実さに溢れている。
僕の大の親友であり、尊敬している大事な人だ。

そんな彼が急に電話をしたいと連絡をくれた。話を聞いてみると、なにやら謝りたいことがあるそう。
続けて聞くと、去年一緒にいろんな活動を共同で進めていたことに関してだった。

親友Rとは、ボランティアや朝活など、いろんな活動を共に進めてきた。親友Rが言うには、彼だけが熱意をもって進めてしまっていたこと、僕の立場も考えずに引っ張ってしまっていたことをわびたいということだった。

たしかに当時、僕は卒論で手一杯だったこともあり、親友Rと企画した様々な活動に精を出せていない時期があった。でも僕は親友Rをうっとしいなどと思ったことはなかった。

だか親友R自身はそのことを気に留めていたようで、ふと思いたち、謝りの電話を入れてくれた。

単純に嬉しかった。過ぎた過去のことを謝りたいというほどに、彼の意識の中に自分がいたことが。そして思い立った時にすぐに謝れる素直さがすごいなと思った。
同時に思った。
くそー、やっぱかっこいいなあ、コイツ。

誠実なごめんなさいって大事だ。

写真は親友R、親友Kと踏み入れた謎の滝っぽいとこ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?