要点をおさえることが、最短最良の変化の一歩。

創業300年を超える地方の旅館に泊まって感じたこと。

要点をおさえることがわ最短最良の変化の一歩
だということ。

外観は大変古く、
「なんか、ちょっと汚そうやなー」という印象。旅館の事務室も窓からちょっとみえてたりするし、まぁ掃除は丁寧にしてそうやけど、不安が残るなというのが最初の感想。

接客は非常丁寧だか、例の如く長い。でもまぁまぁ簡潔にまとめられていてストレスはそんなにない。

(この朝食チケットとか、わざわざ人数分誰かが切って、部屋ごとに分配してってやってるんかぁ、すごい手間かけてくれてはるんやなぁ)

とか関係のないことを考えながらだいたいサラッと聞き流してお部屋へ。

扉を開けて、部屋につながる引き戸を開けた瞬間。

「え!!!めっちゃいいやん!!!」

そこで印象はガラッと変わり、不安は一気に安心へ。

でも待てよ、なにが安心させたのか??
だって建物のポテンシャルは古びた外観で、過去訪れた、残念旅館と冒頭の印象はほぼ変わらない。いや、他よりも期待値は低かったかもしれないのに。

整理してみると、

・畳のデザインが今風で、さらに綺麗(新しい)
 →正方形の琉球畳風のデザイン、いい匂い
・壁紙が貼り替えられていて、シンプル
・トイレが綺麗

そう、それだけなのだ。

お風呂は古ーいかんじだし、
玄関の花瓶には花は刺さってないし笑、
机の上に、お菓子とかお手紙は全くないし。

単体でみたらイマイチな部分もある。
でも、旅館の部屋に大事なことは、たった3つをかえるだけで、満足できるんだと思った。

これすごい大事なことだなぁと思って、
家のリフォームでもそうだし、
仕事でも、
子育てでも、
なんでも同じことが言えると思う。

最大の変化を生めるポイントを見極めて、
そこだけにコストも労力もまよわず惜しまず投資する。
そしてたぶん、最大3つくらいでいいんだと思う。

常に要点を意識することで、あらゆるものがうまく回っていく。そんなことを学んだ滞在でした。

仕事にもいかせそうなので、備忘録。

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