【超短小説】年雄と待ち合わせ

年雄はマーボーとの待ち合わせの場所に向かう為、13時に家を出た。

待ち合わせの時間は14時30分。

少し早く着く予定だが、遅刻するよりいいでしょう。

家を出て少ししたら、マーボーからLINEが届いた。

"少し遅れる(笑)"

笑ってんじゃねーよ。

でも、まあいいでしょう。

マーボーの遅刻はいつもの事だ。

年雄は駅まで来て、近くの喫茶店に入った。

そしてLINEを送った。

"時間分かったら連絡して。そしたら向かう"

年雄は携帯でゲームをしながら、時間を潰す事にした。

マーボーから返信がきた。

"じゃあ1時間遅らせよう!"

"!"じゃねーよ。

1時間か・・・まあいいでしょう。いつもの事。

年雄は40分ほど喫茶店で時間を潰し、待ち合わせ場所に向かう為電車に乗った。

電車に乗ってすぐ、マーボーからLINEがきた。

"30分ほど遅れる(笑)"

おいおい。まだ笑ってる。まあいいでしょう。

あと30分くらい待ちましょう。

年雄は待ち合わせ場所についた。

そして携帯でゲームを始めた。

マーボーからLINEがきた。

"ごめん!あと1時間遅らせて!"

・・・まあいいでしょう。

俺は帰るけど。

浜本年雄40歳。

年雄が家に着いた頃、マーボーから連絡があった。

"着いたよー。どこー?"

年雄は"家"と返して寝た。

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