『呪われた町 'Salem'sLot』 スティーブン・キング読み返し。
何度目かの映像化で、最新作は2022年9月全米公開。
近年はスティーブン。キング作品が続々を映像化されて
嬉しい限り。
「セイラムズ・ロット」
いつ鑑賞できるかは謎。
せめて原作を。
何度も読み返しているので、本自体も随分くたくたに。
思うのだが、スティーブン・キングの作中の描写。
とにかく登場人物の描写がとても緻密。
時々「どーでもよくね?」と思う部分や物の描写が細やかだ。
ストーリーと全く関係のない
目の前のマッチのラベルまで懇切丁寧に書きだし、
近年、特にそれが顕著になっている。
(息子のジョー・ヒル氏も気になったようで、苦言を呈していたような)
「セイラムズ・ロット」は1975年出版。
いきいきとした人物描写は当時からだが、
マッチの果てまで懇切丁寧に書いてはいなかった。
あっさり。
最初に読んだ時には、十分緻密だった。
スティーブン・キング作品の楽しみの1つに
作品同士のリンクがある。
新作「セイラムズ・ロット」にも
そんな楽しみがあることを期待してしまう。
日本での公開が実に楽しみ。
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