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いつまでこんなことを続けるのか? 年収の壁問題にみる日本における生産性の低さ。

給与所得者が働く場合において、ある一定以上の収入を超えると社会保険料負担が発生し手取り額が減ることにより働き損となる問題、いわゆる「年収の壁」問題について、政府が対策する方向性のようです。

いわく、「保険料を穴埋めする手当を払う企業に国が雇用保険から助成する」方法により、この問題に対応するようで。

なんといいますか……壊れた椅子に接着剤であて木をしてテープでぐるぐる巻きにするような対策というか、錆びた鉄に錆び除去も防錆剤も使わずとりあえずペンキを塗りたくるような対策というか、要するに根本的な原因を排除せず場当たり的な対応で済ませようとしている印象です。

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なんでもそうですが、シンプルが一番です。

シンプルにするには、増やすのではなく、減らす。

増やせば増やすほど複雑に分かりにくくなり、必要な時間も手間も逓増します。

将来的にリソースを必要とする対策ばかり採るのであれば、将来にわたり必要なリソースは増え続けます。

生産性は下がる一方です。

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税や保険料といった制度は複雑化する一方で、日本という国が複雑化しすぎて維持できなくなる未来しか見えません。

まあ、シンプルにできるリーダーがいないので仕方がありませんが。
僕もただのいち民衆なので静観するしかありませんが。
それにしてもひどいなと思ったわけで、書いてみたりするなどしました。

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