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2024年市場規模予想4.5兆円 ブレインテックの「脳神経情報と個人情報保護・プライバシー」問題について

今日の論文:chinii→J-STAGEより引用
https://www.jstage.jst.go.jp/article/inlaw/22/0/22_220004/_pdf/-char/ja

テーマ:ブレインテック(脳🧠とテクノロジー)の発展に伴う訴訟問題の可能性などについて

要約;
ブレインテックは簡潔に言うと、脳とITの融合。例えば頭の中で「電気を消して」と考えると電気を消してくれるとか。
これが実現する事で四肢麻痺や目が見えないなどの身体的不自由な人でも、出来ることが増える可能性を秘めている。
自分の勝手な予想、ソードアート・オンラインみたいなことができるのかな?と思ってる(合ってるかは分からない)

そのブレインテックの発展に伴い、例えば以前からある技術でいえば義手とかは、本人の体内で特定の信号を送るのみで簡潔していたものが
センサーで感知した周囲の音、景色、脳、などの情報を瞬時にクラウドに飛ばして、それを解析した上で特定の信号を飛ばせば、出来ることが増えるようになるよねって話

ただここに個人情報とプライバシーの観点で今後問題が起きるかも知れないねという話で
ここで指摘されているのがざっくりと以下の3点。

①ブレインテックの使用者が他者と個人を特定できる会話や、他者のセンシティブなシーンを目撃してしまった時、ブレインテックを管理する会社が訴えられる可能性がある
②脳情報を管理するブレインテック会社が、使用者の脳情報を書き換えられる可能性がある(例えば特定の宗教を崇拝するように操作する等)
③読み取り制度が上がって、自分が「丸裸」にされるリスクがある


今回注目の専門用語:
BMI(肥満度じゃないよ)
ブレイン・マシーン・インターフェース

ブレインテックの市場規模は2020年に3.8兆円、2024年には4.5兆円になるとの予想

AIのシンギュラリティ(人間の知能にAIが追いつく、超える臨界点)についても言及されていて面白い論文でした👏

※素人の趣味による備忘録(解釈と要約)のため、曖昧だったり誤ってる点が存在する可能性があります。確かな情報は引用元の論文でご確認くださいませ。

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