分断の時代に聴く「第九」。ベートーヴェン「第九」初演200周年(2024年)
ベートーヴェンの交響曲第9番、通称「第九」は1824年5月7日、ウィーンのケルントナートーア劇場(今は存在しない)で初演された。
この記事を書いている今日でちょうど200年前のことである。
毎年5月7日、忘れることがなければ、わたしは「第九」を聴くことにしている。
「今年はどのディスクで聴こうか?」と悩むことも毎年のことなのだが、「やっぱりこれかな」と選んだのがこれである。
現在の世の中は、再び分断の世界へと進んでいる。その環境において聴く必要があるディスクだろう。