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アメリカでのレンタカー移動が相当快適だった話

という話。
アメリカはとかく土地があるため、現地に着いてからの移動手段が限られている。
ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス等の都会で尚且つ中心部の観光なら公共交通機関での移動が可能だが、その他の都市はバス、電車が行きたいところに走ってない、走っていても治安の問題から少し躊躇うといったように日本ではあまり感じることのない悩みだ。
また何とかしてホテルに辿り着いても徒歩圏内にモールやレストランが無い、あったとしても歩いて行くのに大きく迂回する必要があったり治安的にガチで歩けなかったりして著しくQOLが下がる。
アメリカでは車無しの生活を送る事はマジで想定されていないんだなぁ〜


ヒューストンの都市構造

ヒューストンはアメリカで3番目に大きい都市なので殊更顕著だと思うが、最近よく行くので例にすると山など遮るものが何もなく、平坦な道が永遠と続く。
本当に何もない。
そんなもんだから建物は中心部を除いて役所、病院、ホテル以外の建築物は90%が1階建で横にとにかく広い。そしてその周りを小学校のグランドくらいの面積の駐車場が囲む。だから隣に見えてるお店に歩いて向かっても一向に近づかない。
また幹線道路は1番大きいところだと片側車線だけでUターン用1本、左折用2本、直線1本、直線or右折1本、右折用1本の合計6本くらいある。

良い写真がなかったけど手前の道は右左折含めて片側7車線😂


当然1回の信号では渡りきれないので、2回に分けて渡ることになる。そして横断歩道の数がそもそも極端に少ないため、目の前にあるモールに行きたいのに数千フィート歩いて、道路を渡ってまた数千フィート歩く必要があり片道で40分かかったりする。

ホテルの向かいのスーパーに行きたいのに車で3分、歩くと55分、、、


レンタカーを使ってなかった頃は滞在前にGoogle mapで近くのお店までの経路を調べてリアルに「目の前にあるのに50分?は?」となっていた。
また歩いてたら歩道が突然無くなったり、アスファルトが割れて草が高く生えて歩けなくなったりする。現地の知人に聞いても「ヒューストンで歩くやつなんかいないよlol」と呆れられる始末、、
もちろん学校や公園の周りとか整備されていてランニング出来るところもあるのだけどね。

湖沿いの綺麗な遊歩道
高級住宅地みたいでかなり道は整備されていて朝からランニングしている人もいるけど、ここに至るまでの道は荒れまくりor歩道が存在しない。。


レンタカーの予約とオプション

Hertzしか使った事ないので他のレンタカーは少し違うと思うけど、基本的に日本と同様に利用する空港にある支店で利用開始と返却の日時を指定し、車種クラスを決める。
個人的にはmiddle suvだと運転しやすく大きいスーツケース2個、2泊程度のスーツケース2個くらい入るので3人くらいなら広々、4人でも十分な感じ。
そしてオプションを選ぶのだが、何かあったら怖いので個人的には補償系はフルフルでつけてる。
そして何よりおすすめなのが、ガソリンオプションである。
これを付けると返却時にガソリンを満タンにする必要がない。これは本当に楽なのでいつもつけるようにしてる。

レンタカーの受け取りと返却

空港に着いたらレンタカー乗り場まで無料のシャトルバスで移動する。

企業特待とかで予約していればこっからかなり楽で、カウンターで受付する必要なく、そのまま駐車場に向かいでっかい掲示板で自分が予約したクラスの車が停まっているエリアを確認する。
アメリカのレンタカーの面白いところは日本のように車種まで指定せず、エリアに停まってる中から好きなのを選べる。だから乗ってみたかったアメ車とかも乗れるのが良いよね!
と言いつつ、運転中に操作で混乱したく無いので日産の車種ばっかり乗ってるけど笑
乗る車を決めたら鍵は空いてるので荷物を詰め込んで出口に向かう。出口のゲートには詰所があり、係員に日本の免許証、国際免許証、クレジットカード、予約の紙を渡すと借りる車種を登録する手続きをしてくれる。
この時toll(有料道路)を使うか聞かれる。アメリカは一般的に高速はfree wayと呼ばれ、お金がかからない。しかしdowntown 周辺は時間帯によっては激混みするので、それを回避出来る大回りする有料道路がある。tollオプションはここで申し込まなくても、乗ってしまえばあとからactivate 出来るけど手数料が高くなってしまうので使う可能性があるなら先に申し込んでおいた方が良さそう。

返却もかなり楽で、空港のレンタカー車庫に着くとRETURNの表示があり進んでいくと係員が停める場所を指示してくれる。そこに詰め詰めの状態で停車すれば、後は鍵を車内のコンソールに置いておしまい。
受付に行く必要もなくて後日領収書が来るだけだ。

レンタカーで行ってみた

せっかく車を借りたので仕事に使うだけでなくヒューストン宇宙センターに行ってみた!

入り口の写真。入場料は大人1人$30ほど。
アポロに至るまでの有人宇宙機(実際に宇宙空間に行って戻ってきたもの)が展示されている。ぎり1人分入るこのスペースで1週間近く地球軌道を周回していたらしい。。。


これも本物のスペースシャトルとその輸送機。
シャトルを運ぶならジャンボの上に載せれば良いじゃんというパワフルな発想。それを作り上げて運用する科学力とお金。使い終わった実物を展示出来る広大な土地。
アメリカの国力チートすぎん??

おわり

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