ごろごろ

「チルる」のススメ

こんにちは。
原っぱ大学 大阪彩都のスタッフ、あゆみんです。

私は原っぱ大学に出会ってまだ4ヶ月くらいですが、自由と自主性を尊重してもらえる原っぱの雰囲気に、日々居心地の良さを感じながら過ごさせていただいております。
…ありがたや。


さて、今回はタイトル通り、私が最近チャレンジしてみた、「チルる」ことについて、言葉の意味や、実際にチルってみた結果の気づきをシェアさせていただきます!^^

「チルる」の意味

まず、この「チルる」という言葉ですが、なんとなく雰囲気でわかる通り、動詞でございます。
動詞なのに、意味はなんと…「何もしない」
この時点でなんだか不思議な感覚に襲われます。。

ただ、まったく何もしないのではなく、お茶を飲んだり、お散歩に出たり、「ゆっくり自分の好きなことを楽しむ」というニュアンスだそうです。

お茶

「チルる」を大切にする文化がある!

自然を大切にするオーストラリアのバイロンベイという町では、「チルる」ことはとっても重要なことだと考えられていて、こんなエピソードが…。

ある人が、旅行に行って1週間きっちり予定を入れていたら、現地のホストファザーに、
「君はいつチルるんだ!?大事なことはチルしているときに降りてくるんだぞ!?」って、軽く怒られたそう…。

勤勉を良しとする日本では、「何にもしない」ってなんだかもったいない、良くないことのように思われているので、この感覚も、なんだか驚きじゃないですか??

バイロンベイでは、週に4~5日もチルしている人がゴロゴロしていると聞いて、私は「そんな考え方の国もあるんだ!」と、チルることにとっても興味がわいてきました。

そこで、先日試しにチルしてみたんです。3日くらい。
もちろん合間にご飯を作ったり、洗濯したりはしたのですが、お掃除など、緊急性のない家事は「まぁ、やらなくてもいいや!」と割り切って、ほぼ一日中、日向ぼっこしながら漫画を読んだり、ハーブティーを入れてみたり…。

「チルり実験」の結果、大きな発見がありました!

まず、チルるのって、結構難しいんです!

3時間くらい漫画を読んでると、第二の自分の声が聞こえて来るんですよ。
「そんなしょうもない漫画、いつまで読んでるの?」
「そろそろ前に買ったまま読んでない、あの本でも読んだほうが良いんじゃない??」
「ほら、床がこんなに散らかってるよ!?やっぱり掃除したほうが…」
そんな声を聴きながら、私は本当にしたいのはどっちか自分の心に聞いてみます。
心の声:「いや、今は漫画のほうが読みたい!」
私はまた漫画を読むことにします。

そんなこんなで、ひっきりなしに「~しなければならないのでは?」とささやく自分の声をなだめるのは、本当に骨が折れました。
2日目に突入すると、なんということでしょう!

だんだん、余計にしんどくなってきたんです…。涙。

がっくり

そんな時ふと、毎日ゴロゴロしているのに、なぜかすごく疲れている友人の顔が浮かびました。
「あ、そうか!あの子は、こんな風に自分の内なる声に責められて、せっかく好きなことをしているのに全然エネルギーが補給できてないのかも!」

そう思い、私は今読んでいる漫画を、「しょうもない漫画」と思うことをやめました。
代わりに、こう思うことにしたんです。

「いま私が読むのをやめられないくらいだから、きっととても面白いに違いない。私はどんなところを面白いと感じているのだろう??」と。
そして、面白いところを探し、思いっきり面白がることにしました!

…すると、不思議や不思議。

そのあと4時間ほど、集中して漫画を読んだら、自分を責めていた時には感じられなかった、ほっこりとした満足感を感じたんです。

画像3

そしてそのあと、なんと…。
なぜか、心から掃除がしたくなったのです!
びっくり~。。

そこから始めた掃除の楽しいこと!
そして、いつもより3倍くらいはかどりました。。
びっくり~。。


結論:
チルするときは、「~しなければ」は一度忘れて、思いっきり楽しみきるべし!


皆様、外出もできず、家でひたすらゆっくりしていると、「こんなことしてて(子どもにさせてて)いいのかな!?」と不安になるかもしれません。

しかしそこは、「思いっきりチルするチャンス!」と割り切って、
「~しなければならない」を手放す実験にしてみてはいかがでしょうか?

ぜひお試しあれ!!^^

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