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クオリティポリスから抜け出したい!

こんにちは!浜田綾です。

株式会社NASUというデザイン会社の広報、コミュニティ事業、代表前田さんのマネージャーなどやっております。

私が所属しているオンラインコミュニティ前田デザイン室のプロジェクト「ぬけだ荘」に、私も参加することにしました。「ぬけだ荘」の詳細はこちらから。

参加するにあたって、何から抜け出したいのか?所信表明代わりのnoteを書きます。


気づいたらクオリティポリスになっていた

私が抜け出したいものは、これです。


クオリティポリス!!


大半の方は、「クオリティポリスって何ぞや?」だと思うので、ご説明します。これは前田デザイン室のメンバーで制作し、平成最後の日にリリースした『NASU本 前田高志のデザイン』の中に登場する言葉で、前田さんの造語です。

文字組をはじめ、細かいことを大事にしすぎること。こういう状態に陥っている人を僕は「クオリティポリス」と呼ぶ。クオリティポリスになり、こだわりすぎてしまうと全体を俯瞰して見ることができなくなってしまう。挙句の果てには、他人に「できてないやん!」と思ってしまう。

『NASU本 前田高志のデザイン』より

確かに。わからんではない。ただ、私の中でクオリティポリスって厳しく叱責する人のイメージだったので、私そんなに叱責してないから該当しないと勝手に思い込んでいました。


ただし自覚が全くなかったわけではなく悩みはありました。個人事業主から会社員になって、ライターとしても人にお仕事を依頼することになったり、コミュニティマネージャーとしても人と協業することが増えました。そこでの力配分には常に悩みの種です。人がどうこうということではなくて、問題は私にあります。お願いしていることはもちろん人にやってもらいたいのですが、「自分がやらないと……」という強迫観念みたいなものがどこかにあって、つい自分でやってしまう。そこから抜け出せないなとは感じていました。


それを前田さんに話してみたところ、

「つまりそれがクオリティポリス。そこにしか自分の価値がないってい思い込んでるから抜け出せないのでは?」

と言われた時にハッとしました。

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当てはまってるわ。
気づいたら、はまっていました。


クオリティポリスに。

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(前田さんのイラストをお借りしてます)


ここから抜け出したい。私のポリスを逮捕したい!!


やっと掴んだものだからこそ手放せない

抜け出せない理由はわかります。ここ3,4年の私は「自分だからできる仕事」にこだわってきました。

私は大学を卒業してからは、1回転職したけど職種としては同じで10年事務職でした。事務の仕事自体は今でも好きです。ただ転職活動の際に自分の無力さを悟ったのです。元からいるわけでもなく、新規で転職しようとしている人に1歳の子供がいるって、会社的には雇いたくないですよね。いつ子供が熱を出して会社を休むかもしれないし、今までいた人でもないから何の信頼もない。特別なスキルも持ってない。転職活動がなかなか決まらないのも納得でした。

パートだったけど、やっとの思い出見つけた転職先は働きやすかったし、仕事内容も好きでした。でも「私は何も持っていないままこの年齢になってしまった」という不安はずっと抱えたままでした。数年後に次男を妊娠し、育休をいただいたのですが、復帰した34歳くらいのときに「このまま同じ会社で同じ仕事をやってていいのだろうか?」と思い立ち行動し始めました。

仕事しながらブログを書き始め、ブログのオンラインサロンに入り、そこでライターのお仕事をいただくようになりました。少し仕事が増え、1年兼業したのちにフリーランスとして独立。その先で入った箕輪編集室や前田デザイン室での活動を通して、コミュニティ運営もやるようになりいろいろ葛藤を経てコミュニティのことと書くこと両方を仕事にすると決めました。だから私なりに結構自分と戦ってやっと獲得した「私だからできる仕事」なんです。だからこそ抜け出せない。


クオリティポリスを逮捕したい

とはいえ、何かを手に入れるには、何かを手放さないと先へ進めないってこともわかります。でもどうすれば……と思い、またしても前田さんに相談したところ、2つのアドバイスをいただきました。

「まずは、自分がクオリティポリスの状態で、できてないことを自覚し、認める。うまくやろうと思わない、できていないんだからポジティブに諦める。仕事で結果を出す。圧倒的な結果を出せば、人はついてくるし評価もされるし自分にも自信がつく。そうしたらそこにしか価値がないって思わなくなるのでは?」


目から鱗がぽろぽろぽろぽろ……。


自分の現状を認めます。
できていないことを諦めます。
とにかく仕事を頑張ります。


1年後、絶対ポリスから抜け出す!!

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#ぬけだ荘
#前田デザイン室

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