貢献できていなくてすみません…
オンラインコミュニティの運営をやってるので、メンバーの方からよく言われる言葉です。「ROM専ですみません」「動けてなくてすみません」もよく言われます。言われるたびに「全然問題ないですし、ご自身の都合で好きな時に好きなだけお願いします」と答えるようにしています。だって会費を払って入っているんですから、好きな時に好きなだけやるようにしないと面白くないじゃないですか。
……って今は模範解答みたいなことを言いますが、めっちゃわかりますよ。私自身もそうだったから。今はコミュニティでお仕事しているので、やれ「コミュニティはこうで〜」とかいろいろ偉そうに呟いていますが、私も自己紹介スレッドに書き込みする時はドキドキしたし、はじめてのコメントも緊張した、貢献できなくてすみません〜も、もちろん感じたことがあります。全部通ってきた道です。
私が最初に入ったオンラインサロンはスクール型でブログを学び投稿し、コメントしあう場所だったから、そこまで「動けてなくてすみません」とは思いませんでした。でもプロジェクト型のサロンに入ると感じたなぁ。だってアホほど動く人と(私も今やこっちのアホ側だけど)そうじゃない人の差がすごいから気後れしてしまう。
オンラインコミュニティでFacebookを使っているところの場合、コミュニティ本体のグループとそこから枝分かれした子グループがあることが多いんですね。私はこの子グループへの申請にむちゃくちゃ躊躇しました。入って眺めておきたいだけなんだけど、「こいつ入ったくせに何もやってない」と思われるのだろうか?という謎の自意識が発動しまくっていました。それがいつ解消されたのか?と言うと、自分が運営する側になった時です。箕輪編集室の運営チームに入った時に「運営は全てのグループに入って中を見よう」ってことだったので、「これは役割なのだ。見守るだけでも入っていいのだ」と役割の力を借りて克服しました。
ちなみに、先ほど書いたようなFacebookグループのコミュニティで本体があって、子グループがある場合は、親グループのメンバーなら子グループに自動承認できるからその設定をしているところが多いはずです。つまり私の謎の自意識「こいつ何もしてないのに申請してきたって思われないだろうか?」はそもそもありえないんです。自動承認だから…!過去の私残念。あと、仮に手動であっても運営する立場になってみれば、やっぱりありえない話です。コメント、いいね、全てのアクションが嬉しいです。時に耳の痛い話であっても。運営する立場になってわかったのは無関心、無反応が一番つらい。だからもう本当に、何かしらアクションを起こしてくれるだけで嬉しいんですよ。
だから今は、
Facebookグループたくさんあるけど、よかったら全部入ってみてね。(強要はしない)見るだけでもOKなので〜(かつての私の悩み)
と声がけするようにしてます。繰り返しますが、お金を払って入ってる場所ですから、好きなことを好きなだけやってほしい。そういう状態において「つい」気になってやってしまうことが、自分の個性で得意なことかもしれないです。
この記事のきかっけになったnote。
告知
6/13にコミュニティフリーランスの長田さんとオンライン対談イベントします!こちらからぜひ。
株式会社NASUというデザイン会社で、マネージャー、広報、コミュニティ事業などやってます。ツイッターでもコミュニティやライティングについて発信しています。
弊社のコミュニティに関するLINE公式アカウントです。コミュニティに関する相談、質問募集中です。運営サイドでもメンバーサイドでもなんでも。今日書いたみたいな「貢献できません…」のようなお悩みも募集中です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?