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波羅蜜多WAVE

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神や仏を中心に心の世界を探究しています。執筆は瞑想中の蜜りんごが中心となり、文字(note)配信のほか、音声版(Stand.fm)で配信中。 たまに、ほかのメンバーも執筆。座禅・…
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2021年3月の記事一覧

利休忌に寄せて

茶道も愛するロックンロール三輪そうめんです。 茶道も戦国の世においてはロックンロールではなかったかと、そのスターこそ千利休居士だったと思いを募らす今日この頃です。 と、言うのも千家の祖、千利休の命日は旧暦2月28日のため、ざっくり3月の末に利休忌を催すことが多いのです。 利休さんは菜の花を愛したと伝わっています。床の間に供えるのも菜の花と供茶。 簡素な茶室に黄色の優しい光が点るようです。 菜の花というと、朧月夜の歌を思いだします。  菜の花畑に入り日薄れ~🎵

お彼岸とは「波羅蜜多」

3月21日(土)は春分の日でしたね。太陽が真東から昇り、真西に沈む日で、昼と夜の時間がほぼ同じになります。そして春分の日は、ちょうど春の彼岸(今年は17〜23日くらい)の中日です。 「お彼岸」の彼岸は、仏教用語の「到彼岸」を省略した言葉で、「あちらの岸(あの世)の悟りの世界」を指します。これは「波羅蜜多(はらみた)」が語源と言われています。 【波羅蜜多WAVE】のネーミングの由来にもなった、「波羅蜜多(はらみた)」とは、サンスクリット語でパーラミター。「パーラ(彼岸)」「

I LOVE YOU

春の暖かさに日々ウトウトしているロックンロール三輪そうめんです。 しかし、そんなこと言ってる場合でなくて、バンドオタの私としてはフジファブリックのアルバムが出たので、テレビやラジオの追っかけで忙しい訳で… ごほん …と言うことがテーマではなくて、フジファブリックの『I Love You』アルバム名が今回のお題です😂 しかも、コロナの時代だからこそでしょう。この名前の曲が最近いくつも作られています。 人が生きていることの貴重さ、愛することの大切さを身に染みて感じてしまう、

第4部・譲渡活動の課題など/保護猫シェルター併設カフェ「すあま商會」店長インタビュー

神と仏を中心に、「心」の世界を探究する「波羅蜜多WAVE」。今回は4回に分けて、保護猫シェルター併設カフェ「すあま商會」平松店長インタビューを音声でお届け。1時間強のインタビュー内容を、4つに分割して編集しました。 第1部 すあま商會の開業のきっかけ 第2部 ペットの世界の裏側 第3部 ペットが人の心に与える作用 第4部 保護猫の譲渡活動や里親希望者の課題 第4部では、平松さんの保護猫に対する愛情、そして里親を希望する方への課題などを通して、命への向き合い方を考えます。

第3部・ペットが人の心に与える作用/保護猫シェルター併設カフェ「すあま商會」店長インタビュー

引き続き、保護猫シェルター併設カフェ「すあま商會」の平松店長へのインタビューです。 第3部では、猫をはじめ、ペットが私たちの心に与える作用についてお話しを伺いました。

第2部・ペットの世界の裏側/保護猫シェルター併設カフェ「すあま商會」店長インタビュー

前回に引き続き、保護猫シェルター併設カフェ「すあま商會」の平松店長へのインタビューです。 第2部では、表面ではなかなか分からない、ペットの世界のダークな側面まで切り込んでお話ししています。 第1部はこちら⬇

第1部・「猫カフェ」と違うの?開業に至った経緯/保護猫シェルター併設カフェ「すあま商會」店長インタビュー

神と仏を中心に、心の世界を探究する【波羅蜜多WAVE】。今回も音声で配信します。 さて、今回は私たちの「心」と密接に関係するペットについて探究します。 取材先は、2021年2月にオープンした保護猫シェルター併設カフェ「すあま商會」。店長の平松さんの本業は、私と同じフリーランスの編集・ライターさんです。今、人気沸騰中の『俺、つしま』(小学館)をプロデュースしたスゴイ人でもあるんですよ♪ すあま商會の人気メニューであるドリップコーヒーと「すあま」。コーヒーは、愛知の喫茶スロー

「だいじょうぶだぁ」のだいじょう仏教

「every thing's gonna be alright」少し前の話になりますが、終わりの見えないコロナ自粛に日本中が消沈している中で、秋田県のお坊さんがアップした動画が話題になりました。 僧侶のお仕事のかたわらで仏教レゲエバンド活動をされている方で、本堂にある法具を華麗に演奏し、一人で歌いきっている様子は、見ているだけで元気になってきます。この人すごい! 歌っているのは、ボブ・マーリーの77年の作品「Three Little Birds」。 マルーン5もカバーしてい