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マネジメントレビューとISO外部監査1日目

こんばんは。はらメディカルクリニック院長の宮﨑です。

今日はISO9001のお話しです。当院は前院長の原先生が2009年にISO9001を取得し、現在までその資格を継続しています。今でも医療機関でISOを取得しているところは少ないですが、2009年当時は本当に珍しかったそうです。

ISO9001とは、品質マネジメントシステムの国際認証規格です。これは「患者満足の達成」を目標とし、そのために必要なプロセスを自分達で決定し行動します。そして2週間に一度、火曜日の夕方に私と各部の所属長で行う会議でプロセスのチェックを行っています。治療の成績、患者様アンケート、インシデントなど多岐に渡る内容を話し合うため会議は毎回2時間を超えてしまいます。必要に応じて改善や修正をして、また次の会議でそのチェックをします。いわゆるPDCAサイクルが当院の運営の基本になっています。

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年に1回行うのがマネジメントレビューと呼んでいる全スタッフが参加する会議です。1年間の各部の活動を全員の前で報告し、今後の課題を全員で共有します。今年は私が院長をさせていただくようになってはじめてのマネジメントレビューでした。各部の報告を聞く中で、このクリニックは、培養、看護、サロン、受付、総務のどの部署が欠けても成り立たないことがよくわかりました。全ての部署の活動の根底にはホスピタリティがあり、これが部門を超えた横の繋がりになっていると感じました。真摯なスタッフの仕事ぶりに感謝の言葉を伝えました。有益な時間でした。

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そして、今日は年に1回のISO審査日でした。外部からISO審査員が来てくださり、2日に渡って監査を受けます。監査と聞くと、構えてしまうのですが、看護師長は開口一番「なんでも聞いてください。明確にお答えします!」と。審査員の質問に笑顔で答え続け、良い雰囲気の監査となりました。

監査は明日も続きます。

今日はこのへんで。おやすみなさい。




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