カルト宗教被害をなくすために。岡山弁護士会の集会に参加
こんにちは。原田ケンスケ@岡山1区です。
今日、28日は岡山弁護士会主催のイベントに参加。
会のタイトルは「カルト規制と被害者救済」
ゲストには、
統一教会被害者支援などカルト関係の弁護の第一人者の紀藤正樹弁護士。
フランスの反セクト(カルト)法に詳しい島岡まな大阪大学教授。
そして、岡山からは統一協会やオウム真理教などのカルト宗教問題に1980年代から取り組んで来られた河田英正弁護士。
所要があり、途中参加となりましたがそれでも非常に重厚な内容をお聞きすることができました。
30年間の政治が本気でこの課題と向き合っていなかったことを改めて痛感させられる話でした。
1995年に地下鉄サリン事件が起きるなど、オウム真理教による様々な悲惨な事件が起きたのが30年前。当時小学生だった僕でも、大事件として記憶に残っています。
そのときに、もっと徹底的にカルト対策議論し、法律を積み上げるべきだった。当事者国である日本では、刑事事件としての側面での議論ばかりになっていたそう。そもそもカルトという組織を作らせない、被害者をこれ以上増やさないための議論が少なかった。
フランスなどの海外では、この30年間に対策を進めてきた。
「信教の自由」との対立の話に関しては、信仰の中身について議論するのではなく、逸脱的行為を取り締まること。例えば、精神不安定化や法外な金銭要求や公権力への浸透の企てなどだそうです。
ご存知のように、日本ではむしろこの30年間、カルトへの対応を進めるどころか、政治家が一緒になってカルトを広げてきたかのような酷い有様。
岡山でも多くの議員が、統一教会との関連が明らかになっています。
カルトは、一般の宗教とは全く違うものなんだという視点を元に、今こそ改めて対策を進めるべきです。
党派を問わず、国会が本気を見せてくれることを願いますし、僕自身も引き続き汗をかきたいと思います。
政治家が自らの栄華のために、カルトと繋がり、被害者を増やすというあまりにも悔しい状況を変えなければならない。
引き続き、未来のために挑戦、頑張ります。
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