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憲法12条「不断の努力」を国民が出来る状況を政治が作ろう!

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こんにちは。原田ケンスケ@衆議院岡山1区です。

今日、5月3日は憲法記念日の祝日。
昨日一昨日とパッとしない天気でしたが今日は晴天!

憲法改正の議論が毎年もりあがる今日。
コロナ対策こそ、今もとめられるもので、じっくりとした議論が必要な憲法改正の議論をやる、余裕は、今まったくないと思います。
憲法25条に明記されている生存権が危うい状態が続いています。
国(政府)がやるべきこと・やってはいけないことを定めている憲法。
憲法の視点からも、危機の今、コロナ対策に全力に尽くすことが政治のあるべき姿。

少し憲法に関しての個人的な話なりますが、
憲法に関しては、僕は12条の存在をいつも意識しています。
9条や25条などに比べてマイナーな条文ですが。
その内容は以下の通り。

この憲法が国民に保障する自由及び権利は、
国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。
又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

政治や政府の暴走を縛る憲法にしては珍しく、国民向けに書かれている文章。
様々な保障・自由・権利のために、国民自身が努力しなければならないと書いている。

でも、「政治側が何もしなくていい」ということではないのではないか。
むしろ、「不断の努力」ができる状況を政治側がつくらなければならないと思っています。

・政治への声の届け方をほとんど教わっていません。
→みなさん、学生時代に政治参加の方法習った記憶ありますか?

・政治や選挙の情報がわかる制度がありません
→選挙の際に候補者同士の討論会すら行われなくてどうやって選ぶ?
 議会で法案などに対して、誰が賛成・反対をしたのかわかりません。
(僕自身、もっと情報発信をしなければという反省は持ち続けています汗)

・政治に関わるための制度が古すぎます。
→ネットを通じて常に正式に市民の声を聞く仕組みを作っている国があります。
インターネット投票を実現している国もあります。

・政治に関心持つ余裕なんてありません。
→そもそも、忙しく大変で、政治のニュースや政治家の発言を追う余裕がありません。子育て・仕事・介護・学業などで余裕がなさすぎます。

などなど、国民が「不断の努力」をすることができる前提条件があまりにも整っていないと感じます。

もちろん、何の変化もないわけではありません。
市民が意見を述べることが出来る市議会を作っている街(犬山市)や、
18歳選挙権・インターネット選挙運動の導入など、
色々な変化もあります。

僕は、政治の世界に入って2年と少し。
どうしても、ある種の業界慣れをしてしまいそうになりますが、いろんな方と話し続け、会い続けることで「特殊な人」にならないようにと心がけています。

引き続きがんばります。

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