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ジョブ型雇用の話

頭の整理のために書いてみます。
こんにちは、はらかなです。

ジョブ型雇用、増えてますよね。
スペシャリスト採用とか言ってたけれど、
もう使わないのかな。

ジョブ型の場合、自分のやることやキャリアアップの道がわかりやすくて良いなと思います。

でも…と二の足を踏むのは、
私自身が総合職採用、いわゆるメンバーシップ型雇用されているからかもしれません。

入社時、こんなことしたいなという思いはあったけれど、ぼんやりしていた。
配属先は、希望が6割くらい叶ったけれど、
全く未知の分野で、必死に勉強しました。
楽しかったけれどね。

そうやって、できることが増えて、
プロジェクトメンバーからプロジェクトリーダーへという変化があったけれど、
基本的なやることの軸は同じ。

3年か4年か、経った頃からキャリアに悩み始める。
転職サイト見たりしていました。

そのタイミングで、出向の話をもらったので、ありがたく受けました。

お客さまの中にひとり、かなり若手、性別によるやりづらさも正直ありました。
逆流性食道炎になったり、倒れたり、身体もまぁ壊しました。

でも、ここでの経験はかなりの力になった。
残念なことに、出向業務ではできることに限りがあり、これをあと何年も続けるのは辛い。
そして、他社に入って疑似転職の感覚を得た。

またキャリアに悩み、転職活動をしていました。身体を壊しながら…
いよいよ身体がつらくなり、転職活動ストップ。自社にも戻ることになったので、
そこで他部署への異動願いを出しました。

経験ゼロの部署で、
事業開発・地域統括業務。
この仕事は会社にどんな影響がある?
自分のキャリアはどうなる?
手探り状態です。

そして、産休育休を経て
今の部署へ来ました。

休み前の部署とはまた少し違い、
仕事の仕方もメンバーもはじめまして。
それでも、上司はキャリアを意識してくれて
キャリア迷子の私の話をよく聞いてくださりました。

いま、私がこの会社で
こんなキャリアをつもうかな。
ゆくゆくはこんな形で転職したいかな?
という道の基礎になっています。
ありがたや。

メンバーシップの強みは、
簡単にリスキリングできる。
会社に育ててもらって、自分でも思いもよらなかった道がひらけていく。

ジョブ型雇用だと、
今の私のキャリアはまず生まれなかったでしよう。
そういうわけで、ありがとうメンバーシップ。

ただ、転職活動では
ジョブ型でスキルが求められます。

自分のスキルを棚卸し、
的確にアピールできるかにかかってるかも。

ジョブ型雇用を否定してるわけではないです。
世の中はすでにジョブ型。

こうしてメンバーシップに救われたキャリア迷子もいるよという話でした。

…いや、ジョブ型ならそもそもキャリアに迷わないのか。

学生時代に自分のジョブを決めて突き進むには、私は何も考えてなかったなと振り返る、そんな日でした。

勉強は好きで、世界がどんどん開けたけど、
働くとかキャリアとかほとんど考えてなかったわ。

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