こんなにある!ドラえもんの目の表現
ドラえもんの目の表現についてツイートしたら、たくさんの反応いただきました。
自分含め、多くの方の新たな気づきだったのかなと思います。せっかくなので関連ツイートをnoteに記録しつつ、子供のころから憧れの存在だった藤子不二雄先生のすごさを噛みしめたいと思います。
表情の豊かさ
描き出してみて最初の感想は「なんて表情が豊かなんだ!」です。この小さなスペースに、これだけのバリエーションをつくりだすクリエイティビティに驚かされます。ツイートのリプ欄でも「これは〇〇の回だ!」と、目を見ただけでシーンが思い浮かんでくる方もいらっしゃって、目だけでわかるってすごいことだなぁと思います。
目の構成
開いてる目の中に閉じた目を描いている。これはひとつの発見でした。たしかにドラえもんはデザイン的に目の輪郭ないと成り立たなそうですね。これはドラえもんに限らず、他の作品でも基本的にこの構造が多いようです。目が大きいキャラばかりなので輪郭ないとバランスとれないかもです。いずれにしても、不自然じゃないのがすごいです。
ちなみに、今回の収集に使ったのは、『THE GENGA ART OF DORAEMON ドラえもん拡大原画美術館』です。ドラえもんだけ抜き出しましたが、ほかの登場人物の目も実に多彩。特に、この帯にいるのび太くんの目と表情、最高ですね。。
ドラえもんの全てのコミックスから収集するともっとたくさん出てきそうですが…どなたかぜひ自由研究のテーマとしてチャレンジしてほしいです笑
シルエットだけでわかるすごさ
たしかにそうですね。すぐさま我が家にあるこれらを思い出しました。これだけで誰かわかってしまうのが、ドラえもんのすごさ。
リプでこんな情報をいただきました。これは是非見てみたい!
ハットリくんの目
ドラえもんから離れますが、藤子不二雄A先生作品ではハットリくんの目(どんぐりまなこ)が唯一無二。A先生はブラックな作品多いけど、その怖さは目に出てる。かわいいイメージのハットリくんですら、光のない黒目が白目のど真ん中にあるのがけっこう不気味(そこがいい)。これをドラえもんやパーマンに当てはめたらこわいです。
擬態語・擬音語
過去に藤子先生について書いたツイートより。
藤子不二雄A展にて(展示撮影OK)。作品見ると「擬態語・擬音語」が多いことに気づかされます。やはりここでも、デザインのバラエティとバリエーションの豊富さに感銘。「ドーン!」もよく見るとみんな違います。1コマ1コマにかける情熱を感じます。
おわりに
藤子作品は子供のころから大好きで、大人になった今でも藤子作品に影響を受け、囲まれながら仕事をしています。
会社のデスク。ちなみに、「パーマンバッジ」は世の中で一番好きなデザインです。
社長就任祝いでいただいたブロンズドラえもん。友人らは僕が藤子不二雄好きを知っているので、藤子グッズいただくことが多いです。
メンバーからお土産でもらった九谷焼の小皿。愛用しています。
自宅デスク
この特集も最高でした。
僕の子供のころの夢は「ハットリくんになりたい(=漫画家になりたい)」でした。
漫画家の夢はかないませんでしたが、こうしてみると、デザイナーとして勉強になることがたくさんあるなと思いました。
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